真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.15 15:47

有馬記念(G1)は牝馬祭り!? キタサンブラック撃破を虎視眈々と狙う「女王候補4頭」に熱視線
編集部

一昔前、「有馬記念では馬券に牝馬はいらない」というジンクスが存在していた。これは1971年にトウメイが優勝して以降、実に37年間も牝馬が戴冠することはなかったためだ。
だが、2007年に2着に入ったダイワスカーレットが翌年にその高すぎる壁を打ち破ると、09年、10年には名牝ブエナビスタが2年連続で2着入線。12年と13年には牝馬の出走がなかったが、14年にはジェンティルドンナが、ゴールドシップ、ジャスタウェイらをねじ伏せ勝利を飾っている。
近年の有馬記念においては、はなから牝馬を馬券対象外とみなすことはできなくなっている。そして今年も、牡馬勢を蹴散らし上位に食い込むことが期待されている牝馬が4頭、出走を予定している。

まずはファン投票で第9位に支持されたミッキークイーン(牝5歳・栗東、池江泰寿厩舎)。昨年も有馬記念に出走して5着と健闘した。今年は始動戦の阪神牝馬S(G2)を快勝したものの次走のヴィクトリアマイル(G1)では7着。さらに鞍上の浜中俊騎手が4コーナーで外側に斜行したため、過怠金を支払うという後味の悪いものとなった。
だが、それ以降は6月の宝塚記念(G1)で3着、夏を挟み秋初戦となったエリザベス女王杯(G1)でも3着と調子をあげている。今年、一昨年前の秋華賞(G1)以来の勝利をあげたミッキークイーンが、昨年を上回る成績を残すことはできるのだろうか?
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】