GJ > 競馬ニュース > キタサン「1枠1番」!?  > 2ページ目
NEW

有馬記念(G1)キタサンブラック「1枠1番」の可能性大!? JRA”忖度”で公開枠順抽選会が「武豊祭り」と化す理由

【この記事のキーワード】, ,

 というのも、1人でも多くのお客を呼んで馬券を売りたいJRAからすれば、北島三郎&武豊コンビのキタサンブラックは格好のアドバルーン。活躍すればするほど、普通の馬よりも効率よく大きな注目を集めることは間違いない。そのためならば、多少の”忖度”もあり得るのでは……という話だ。

 ちなみにこの段階で、本馬は1枠1番で4戦4勝の負けなし。優れたコーナーリング能力で、内枠の利を最大限に活かせるのが本馬の強みの1つでもあった。

 武豊騎手が選んだカプセルはキタサン「ブラック」の「B」。なお、このカプセルは最初のシャッフルの時点で1つだけ所定の場所に収まらなかった”曰く付き”のボールである。

「果たして1枠1番となるの……うおおおおおっと」と、中継を行うフジテレビの佐野瑞樹アナが言葉を言い終わらぬ内に悲鳴を上げる。「なんという運でしょうか!」という言葉と共に、武豊騎手によって開かれたのが「1枠1番」を示すテープだった。

「この瞬間、中継を見守っていたネット上の競馬ファンからは鳥肌……ではなく『白けた』という声が溢れ返りました。

『あり得んだろ』『これでキタサンが嫌いになった』『茶番』など、やはり6戦して4度目の1枠1番という結果に、ただの偶然とは思えない人が続出……。中には『JRAのパワープレイ』『この抽選自体が仕組まれたものでは』といった主催者側への疑念も聞かれました」(競馬ライター)

 大本命馬の絶好枠ゲットに、会場も大盛り上がり。誰もが「今年の有馬記念はキタサンブラックで仕方がない」と拍手を送る中、武豊騎手も思わず「まだまだ、枠順が決まっただけですから」と戸惑うシーンも……。同じく壇上にいた清水久詞調教師も「こんなこともあるんですねえ」と苦笑いする他なかった。

 武豊騎手としても、まさかこの何気ない一言が”不吉な予言”になってしまうとは、夢にも思わなかったに違いない。結果的にキタサンブラックは、有馬記念で初めて1枠1番で敗れることになるのだから――。

 あれから1年。今年の公開枠順抽選会でも、最も大きな注目を浴びるのは間違いなくキタサンブラック陣営だろう。

有馬記念(G1)キタサンブラック「1枠1番」の可能性大!? JRA”忖度”で公開枠順抽選会が「武豊祭り」と化す理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
  2. JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし