真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.18 08:35

有馬記念(G1)キタサンブラック「1枠1番」の可能性大!? JRA”忖度”で公開枠順抽選会が「武豊祭り」と化す理由
編集部
というのも、1人でも多くのお客を呼んで馬券を売りたいJRAからすれば、北島三郎&武豊コンビのキタサンブラックは格好のアドバルーン。活躍すればするほど、普通の馬よりも効率よく大きな注目を集めることは間違いない。そのためならば、多少の”忖度”もあり得るのでは……という話だ。
ちなみにこの段階で、本馬は1枠1番で4戦4勝の負けなし。優れたコーナーリング能力で、内枠の利を最大限に活かせるのが本馬の強みの1つでもあった。
武豊騎手が選んだカプセルはキタサン「ブラック」の「B」。なお、このカプセルは最初のシャッフルの時点で1つだけ所定の場所に収まらなかった”曰く付き”のボールである。
「果たして1枠1番となるの……うおおおおおっと」と、中継を行うフジテレビの佐野瑞樹アナが言葉を言い終わらぬ内に悲鳴を上げる。「なんという運でしょうか!」という言葉と共に、武豊騎手によって開かれたのが「1枠1番」を示すテープだった。
「この瞬間、中継を見守っていたネット上の競馬ファンからは鳥肌……ではなく『白けた』という声が溢れ返りました。
『あり得んだろ』『これでキタサンが嫌いになった』『茶番』など、やはり6戦して4度目の1枠1番という結果に、ただの偶然とは思えない人が続出……。中には『JRAのパワープレイ』『この抽選自体が仕組まれたものでは』といった主催者側への疑念も聞かれました」(競馬ライター)
大本命馬の絶好枠ゲットに、会場も大盛り上がり。誰もが「今年の有馬記念はキタサンブラックで仕方がない」と拍手を送る中、武豊騎手も思わず「まだまだ、枠順が決まっただけですから」と戸惑うシーンも……。同じく壇上にいた清水久詞調教師も「こんなこともあるんですねえ」と苦笑いする他なかった。
武豊騎手としても、まさかこの何気ない一言が”不吉な予言”になってしまうとは、夢にも思わなかったに違いない。結果的にキタサンブラックは、有馬記念で初めて1枠1番で敗れることになるのだから――。
あれから1年。今年の公開枠順抽選会でも、最も大きな注目を浴びるのは間違いなくキタサンブラック陣営だろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇