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有馬記念(G1)「一攫千金」の鍵は復活ドラマ!? 劇的勝利を飾ったオグリキャップ、トウカイテイオー、ジェンティルドンナの意外な「共通点」とは

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 24日の中山競馬場では一年の総決算となるグランプリ有馬記念(G1)が行われる。

 今や紅白歌合戦などと並ぶ、年末の国民的行事となった有馬記念。1996年には875億円を売り上げ、ギネス認定を受けたように、ギャンブルの夢「一攫千金」を求め、ここで大勝負する人も少なくはないようだ。

 しかし、そんな人々の希望的観測とは裏腹に、実際の有馬記念はとにかく荒れない。グレード制が導入され本競走がG1となった1984年以降、1番人気の成績は[14.7.3.9]。勝率42%、連対率64%、3着以内率に至っては73%という「超堅実」な数字が並んでいる。当然ながら、全人気の中で断トツの成績だ。

 現実は無情……。ましてや今年の1番人気はおそらく、「あの」キタサンブラックだ。無謀な夢や希望を捨て、現実と向き合った者が得をするのが有馬記念の傾向である。

 ただ、その一方で有馬記念が国民的な人気を得ているのは、これまで人知を超えた「数々のドラマ」が生み出されてきたからだ。

 有名なところでは、国民的英雄ディープインパクトが初めて敗れた2005年のハーツクライ、1年ぶりのレースで見事な復活を遂げた1993年のトウカイテイオー、1990年のオグリキャップのラストランに至っては、未だに「生涯最高の有馬記念」と語る競馬ファンも少なくはない。

 そう、有馬記念が織り成すドラマの多くは「名馬の復活劇」によって生み出されているのだ。

 そして実は上記したハーツクライ、トウカイテイオー、オグリキャップに加え、2014年のジェンティルドンナ、1998年のグラスワンダーといった有馬記念で劇的な復活を遂げた名馬には、ある共通点が存在する。

 それは、彼らがすべて「4番人気」に支持されていたことだ。

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