有馬記念でまさかの投げやり!? 楠原安里梨の盤石予想が今回も炸裂か

――昨年も好走した有力馬と、前走でキタサンブラックに勝利した馬に期待するというわけですね。
楠原:そうですね。それからレインボーライン、ミッキークイーンと続きます。まずレインボーラインは、稀に見る道悪の中で行われた天皇賞・秋(G1)で3着、そして開催最終週で馬場が荒れていたジャパンカップ(G1)では6着だったものの、上がり最速タイムを記録しているため好調を維持していると思います。有馬記念も馬場が荒れていることが多いので、それを苦にしない道悪巧者の同馬に期待したいですね。

そしてミッキークイーンですが、ここが秋2戦目というのもいいですね。秋初戦となったエリザベス女王杯(G1)3着。最後の直線では33.7秒の上がり最速のタイムを記録する末脚を見せて、M.デムーロ騎手騎乗のモズカッチャン、和田竜二騎手のクロコスミアを脅かし、勝ってもおかしくないほどの走りを見せてくれました。ミッキークイーンは、G1をもう1勝するくらいの実力を秘めているだろう馬だと信じています。
ただ今回、2番手以降は本当に悩んでいます。おそらく当日のパドックを見て変更することも大いにあると思います。
――悩んだ末にあえて今回は予想から名前を外した馬はどれになるのでしょう?
楠原:ここがラストランとなるクイーンズリングが2枠3番に入ったのが気になりますね。今年は200勝も視野に入れているC.ルメール騎手が騎乗するにもかかわらず、現在はあまり人気を集めていないよう。中山競馬場ではデビュー戦、2戦目と2連勝していますし、調教を見る限りはいい走りをしそうなんです。
あとは中山記念(G2)で2着、そして小回りの札幌記念(G3)で勝利しているサクラアンプルール。鞍上は中山競馬場の2500mを得意としている蛯名正義騎手です。ただ有馬記念に向いている気はするものの、結果を残したレースでのライバルたちがあまり強くないことが気になりますね。5枠9番ではなく、もう少し内枠ならば買えたかもしれませんが……。
そしてサトノクラウンです。状態は悪くはなさそうですが昨年の秋競馬は2戦で終えたものの、今年は有馬記念で秋3戦目。使い詰めで力が残っていないかもしれません。ですが、前走では10着と惨敗したものの、追い切りに騎乗したR.ムーア騎手が緩い調教しかしなかったため、余力があるとも言われているんですよねぇ。もともと信用できるタイプではなく、勝つか負けるかがはっきりしている馬なので、この馬こそパドック判断となりますね。
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