真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.01.02 10:20
キタサンブラック全弟も「鞍上」は武豊騎手に決定! 武幸四郎厩舎で「豊×幸四郎」夢のタッグ結成もファンからは「不安」の声……
編集部
「キタサンブラック、そして武豊騎手という偉大な兄の背中を追う、武幸四郎調教師とシュガーハートの2017という構図には競馬ならではのロマンを感じずにはいられませんね。ただ、その一方で、動向を見守っているファンからは『これはプレッシャーだろうな』という冷静な声もあります」(競馬ライター)
かつてのビワハヤヒデ・ナリタブライアンや、ドリームジャーニー・オルフェーヴルなど、兄弟が揃って活躍するケースもあるにはあるが、やはり偉大な競走馬の弟や妹が、そのまま兄や姉を彷彿とさせるような走りを見せることは稀だ。
兄や姉の活躍を見込んで数億円で取引された馬が、まったく走らずに終わってしまうケースも決して珍しくはない。まだ1度も走ったことがないにもかかわらず、大きな期待を掛けられている良血馬を預かる厩舎は、それだけで想像を絶するプレッシャーがある。
実際にキタサンブラックも決して良血馬というわけではなく、デビュー戦は3番人気、続く500万下は9番人気、連勝して挑んだスプリングS(G2)も5番人気と、当初は目立った存在ではなかった。父ブラックタイド×母の父サクラバクシンオーという配合からも、むしろ「突然変異的な馬」という意見も多い。
昨年、武豊騎手でデビューした半妹テーオーメーテル(父ゴールドアリュール)はデビューで単勝2.8倍だったが、5戦して勝てないまま引退している。武幸四郎調教師がキタサンブラックとは「タイプが違うかも」と話していることからも、人気馬の行く末に今から心配する声が出るのも無理はないだろう。
つまり、キタサンブラックの全弟だからといって「走る」とは限らないにもかかわらず、「武豊×武幸四郎」という夢のある兄弟タッグに、周囲の期待はどんどん独り歩きするということだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
















