真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.01.21 09:22

JRA「最も難解な騎手」横山典弘の10馬身差圧勝に絶賛の嵐! 競馬ファンを悩ませる”神出鬼没”武豊を超える奇才の「狙い時」とは
編集部
しかし、飲み込まれる寸前で、何故か飲み込まれないまま先頭を走り続けているハイランドピーク。一度動き出した各馬は、本命馬を飲み込もうと躍起になってスパート合戦を開始しているが、その差がなかなか埋まりそうで埋まらない……。
「横山典弘が一端引きつけて、また振り切っていきます!」そんな実況が入り、色めき立ったライバルたちが、実は”希望”は「絶望の入り口」だったと悟った頃には、レースは4コーナーに差し掛かっていた。
ここまで来たら引き下がれないと、何とか躍起になって本命馬を飲み込もうとする後続馬に対して、一度”休んでいた”ハイランドピーク。その手応えは歴然とした差は、最後の直線に入り「着差」となって現れた。
横山典騎手の緩急をつけたペース配分によって、1000m近いロングスパート合戦を強いられた後続馬と、作戦通りの”マイペース”でレースを支配した1番人気馬とでは勝負になるはずもない。
ワンサイドとなったレースは、最後には10馬身差がついていた。
「武豊以上の天才」とさえ称される横山典騎手だからこそできる”逆”ポツン。後続に脚を使わせる逃げのお手本のようなレース……いや、あまりにも絶妙過ぎて真似できる人間がいないため、お手本にはならないかもしれない。普通の騎手なら、誰もこれほど大胆な逃げを打とうとは思わないからだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……