GJ > 競馬ニュース > 横山典弘の10馬身圧勝  > 3ページ目
NEW

JRA「最も難解な騎手」横山典弘の10馬身差圧勝に絶賛の嵐! 競馬ファンを悩ませる”神出鬼没”武豊を超える奇才の「狙い時」とは

【この記事のキーワード】, ,

「少し前ですが、ジェンティルドンナが敗れた2014年の京都記念(G2)を思い出しました。

あの時も横山典騎手のデスペラードが逃げていたんですが、勝負所で早々に後続に捕まり、一度は先頭を譲りました。本来なら絶望的な展開のはずが、最後の直線に入ってもデスペラードの脚色が衰えず、逆に捕まえに行ったトゥザグローリーやジェンティルドンナが後続に飲み込まれる展開に……。自分の頭の中は『?』で一杯でしたよ。

そのまま武豊騎手のトーセンラーの猛追も封じて勝ち切った時には、改めて『このジョッキーは天才かも』と思ったのを覚えています」(競馬記者)

 その際にジェンティルドンナに騎乗していた福永祐一騎手は、後に『netkeiba.com』で連載するコラム内で、横山典騎手ならではの騎乗に関して「勇気と覚悟が必要で、誰にでもできることではない」と手放しで称賛している。

 ただその一方で、まるでやる気がないかのごとく後方「ポツン」のまま惨敗することもある横山典騎手は、馬券ファンにとっては最も買い辛い「よくわからない騎手」といえるだろう。「武豊以上の天才」と呼ばれる所以は、そういった凡人には理解できないような騎乗をすることでも知られているからだ。

 しかし、今回のハイランドピークに関しては、ここ4戦ずっと息子の横山和生騎手が騎乗していた。そこからの乗り替わりだけに、横山典騎手としても「ここは1つ、お手本を見せてやる」と言わんばかりの意気込みがあったのかもしれない。

JRA「最も難解な騎手」横山典弘の10馬身差圧勝に絶賛の嵐! 競馬ファンを悩ませる”神出鬼没”武豊を超える奇才の「狙い時」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  2. T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは
  3. 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
  4. J.モレイラ「短期免許」条件クリアに暗雲…「スムーズな競馬ができなかった」マスクトディーヴァで痛恨の取りこぼし、残るチャンスはあと「2回」
  5. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  6. 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!
  7. 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
  8. 【日本ダービー】昨年の覇者・堀宣行厩舎が「間に合わせた」2本の剣。ダノンエアズロックとゴンバデカーブースで描く“逆襲”のシナリオ
  9. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  10. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?