真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.06.10 08:30

【あの馬主は何者?】武豊に川田将雅……トップ騎手たちに栄光をもたらしたマカヒキの馬主がすごい
編集部
この金子氏は東証一部上場の株式会社図研の代表取締役社長。社員4名のベンチャー企業から一代で築き上げ、今や海外にも進出して年商200億円を超える優良企業にまで成長。先月発表した2016年3月期の連結経常利益は前の期比35.6%減の7.5億円となったが、17年3月期は前期比2.1倍の15.5億円に急拡大する見通しとなっており、見事達成すれば4期連続の増収になる。これだけの安定度に加えオーナー本人は日本ダービーを優勝とまさに順風満帆だ。
馬主としてこれまで所有した馬も一流馬がズラリ。牡馬三冠馬ディープインパクト、牝馬三冠馬アパパネ、金子氏が50億円以上を費やしたハワイのゴルフ場名にもなっている日本ダービー馬キングカメハメハ、昨年G1レースを2勝したラブリーデイ、そして今年の日本ダービーを制したマカヒキなどこれまで11頭のG1ホースを所有し、日本ダービー3勝を筆頭にG1レース34勝という記録を成し遂げている。
この金子氏はマスコミの取材に対応しないことは有名であり、過去に競馬雑誌「優駿」のインタビューに応じている程度で、雑誌やスポーツ紙の取材やテレビ出演もことごとく断っているという。某マスコミ関係者に話を聞くと
「ディープインパクトの引退を記念してポニーキャニオンと関西テレビが企画したDVDがあったのですが、これにすら金子さんは出てくれませんでしたからね。使えた映像はもともとあったJRA賞などの映像だけ。昔はテレビに出たがる馬主いましたが、正反対のタイプですね」
と話してくれた。現在は自らが所有していた牝馬をノーザンファームなど大手の牧場に預けるほか、国内外の競りで競走馬を購入し、年間100頭ほどを所有して走らせている。
秋にはディープインパクトが勝てなかったフランスの凱旋門賞にマカヒキが挑戦することも決まった。まだまだ話題を提供してくれそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?