GJ > 競馬ニュース > 【阪神大賞典(G2)展望】  > 2ページ目
NEW

【阪神大賞典(G2)展望】「新生」武豊クリンチャーVS「スタミナ王」福永祐一アルバート!関西の大物同士の「駆け引き」に注目!

【この記事のキーワード】, ,

【阪神大賞典(G2)展望】「新生」武豊クリンチャーVS「スタミナ王」福永祐一アルバート!関西の大物同士の「駆け引き」に注目!の画像2

 どうやら陣営サイドとのトラブルが原因のようだが、乗り替わったのが歴代最多の天皇賞・春8勝を誇る「長距離の鬼」武豊騎手であれば、当然不足はない。勝ちっぷりによっては本番での主役の座も見えてくるだけに、まずは上々の船出と行きたいところだ。

 スタミナ勝負なら、現役でも5指に入るであろうアルバート(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)が、今年は本気で天皇賞・春を獲りに来ているのかもしれない。

 これまで3000mを超えるレースは天皇賞・春以外、すべて勝利している現役屈指のステイヤーとなるアルバート。しかし、昨年もダイヤモンド(G3)を完勝し、ステイヤーズS(G2)では3連覇を飾ったが、肝心の天皇賞・春では5着止まりだった。

 3000m超のレースで抜群の強さを誇るアルバートだが、意外にも阪神大賞典の出走はこれが初めてとなる。仮にここでクリンチャーの勢いを止めるようなら、本番でも面白い存在になりそうだ。鞍上は昨夏までシュヴァルグランの主戦だった福永祐一騎手。長距離の腕に定評のある騎手だけに、一騎打ちが予想される武豊騎手との駆け引きにも注目したい。

 この馬が挑んでくるのは少し意外だったが、勢いに乗る4歳世代の実力馬サトノクロニクル(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が長距離王に照準を合わせてきた。

 昨年末にはチャレンジC(G3)で重賞初制覇を飾り、有馬記念(G1)出走も果たしたサトノクロニクル。結果は9着だったものの、超一流どころに揉まれた経験は今後に活きてくるはずだ。

 ただ、期待された昨秋の菊花賞で10着に大敗したことや、2000mのチャレンジCを始め、良績が中距離に集中していることから、今後も2000m前後を中心に使われると思われていたサトノクロニクルだが、どうやらここでもう一度長距離戦の適性を測るようだ。

 一見、無謀な挑戦にも思えるが、父はシュヴァルグランやフェイムゲームなど、名ステイヤーを次々と輩出しているハーツクライ。名伯楽・池江泰寿調教師のジャッジがハマる可能性はあるはずだ。

 仮に「もしもの一発」があるなら古豪カレンミロティック(セン10歳、栗東・平田修厩舎)の大駆けか。

【阪神大賞典(G2)展望】「新生」武豊クリンチャーVS「スタミナ王」福永祐一アルバート!関西の大物同士の「駆け引き」に注目!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
  5. 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  8. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  9. 【ヴィクトリアマイル(G1)展望】武豊×キャロットFがナミュールで「17度目の正直」狙う! J.モレイラ×マスクトディーヴァとの一騎打ちか
  10. リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点