真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.21 13:10

桜花賞(G1)「鞍上」決定! 最強「デムルメ」が戸崎圭太騎手の”お下がり”に甘んじる大波乱の予感!?
編集部

一時はフラワーC(G3)を勝ったカンタービレとのコンビで桜花賞出走が見込まれていたが、どうやら陣営はオークス1本に絞った模様。デムーロ騎手からすれば騎乗馬が宙に浮いた状況の中、レッドレグナントが回ってきたことでまずは一安心といったところだろう。
「ただ、このレッドレグナントは桜花賞トライアルの中でも毎年『用なし』と揶揄されるアネモネSの2着馬と、決して有力な存在ではありません。実際に桜花賞トライアルとなった1991年以降、アネモネSの勝ち馬に桜花賞馬は1頭もおらず、レッドレグナントと同じ2着馬を遡っても、1995年のワンダーパヒュームがいるだけという状況です」(同)
王道のチューリップ賞を始め、フィリーズレビュー(G2)やフラワーC、最近ではクイーンC(G3)なども主流となりつつある桜花賞のステップ。バリエーションが豊富である分、オープン競走のアネモネSはどうしても後れを取ってしまう。
今年も大半が1勝馬の出走とあってレースレベルに疑問符が付くが、桜花賞はデムーロ騎手が「最も好きで、勝ちたいレース」と挙げることで有名。ここ一番で圧倒的なパフォーマンスを見せる”G1ハンター”の手腕に期待したい。
最後に、近年いよいよ脂が乗ってきた感のある北村友一騎手にも注目しておきたい。
騎乗予定のリバティハイツは、フィリーズレビューの勝ち馬。その前走ではデムーロ騎手が騎乗していたが、同日開催の金鯱賞(G2)でスワーヴリチャードに騎乗した関係もあって、北村騎手にチャンスが巡ってきた。その巡り合わせに応えるように、8番人気の低評価を覆しての重賞初制覇。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし