GJ > 競馬ニュース > ネロは二人乗り!?
NEW

高松宮記念(G1)「万馬券の使者」ネロは二人乗り!? ドイツが誇る「驚異の粘り腰」F.ミナリク騎手を狙える3つの理由

【この記事のキーワード】, ,
高松宮記念(G1)「万馬券の使者」ネロは二人乗り!? ドイツが誇る「驚異の粘り腰」F.ミナリク騎手を狙える3つの理由の画像1

 外国人騎手による短期免許が認められた1994年以降、日本競馬には世界各国から様々な外国人騎手が来日。彼らはまるで他競技の助っ人外国人のように、今や特別珍しくもなくなったが、そこには当然「日本で成功できた者」と「できなかった者」がいる。

 つまりは日本で誰もが認めるような実績を残し、JRA騎手になったC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手といった存在もいれば、逆に昨年のA.アッゼニ騎手のようにへそを曲げて途中で帰ってしまう騎手もいるということだ。

 すべては実力以上に、日本競馬の文化を素直に受け入れられるか否かということが大事になってくる。その点、現在来日中のドイツ人騎手F.ミナリクは日本で成功できる「鍵」を掴みつつあるようだ。

 これまでもジャパンC(G1)絡みで来日した経験のあるミナリク騎手だが、今回が初の短期免許での参戦となる。ここまで94戦8勝、重賞勝利もなしと目立った成績を上げているわけではないが、その評判は内外で上々だ。

「ドイツでは昨年4度目のリーディングを獲得するなど、押しも押されもせぬトップジョッキーですが、今年で42歳になるなど、来日前は決して評判が高いわけではありませんでした。そのため、R.ムーア騎手やJ.モレイラ騎手のような特別良い馬が用意されたわけではないんです(94戦して、1番人気はわずか3度)が、そういった中でも随所に光るところを見せていると思います。

また、ベテラン騎手らしい礼儀の正しさも好感を生み、トレセンやメディア関係者からの評判も上々。早くも『アリガトウゴザイマス!』『サヨナラ』などの日本語も習得し、日本競馬や文化をリスペクトする親日家の一面を見せています。ミナリク騎手で条件戦を勝ち上がったエスティームの金成(貴史)調教師は『馬に跨った時に上手いと思った。騎座が素晴らしい』と絶賛していたとか。

馬質が大して恵まれていないにもかかわらず、たびたび馬券圏内に顔を出すので、敏感な競馬ファンは早くもミナリク騎手が『金になる騎手』と気付き始めている人も。実は日本で成功している外国人の多くも、最初は恵まれない環境の中で結果を残しており、ミナリク騎手もそういった”成功パターン”に入っていると思います。今回は4月2日までですが、2度目の短期免許も充分にあり得ると思いますね」(競馬ライター)

高松宮記念(G1)「万馬券の使者」ネロは二人乗り!? ドイツが誇る「驚異の粘り腰」F.ミナリク騎手を狙える3つの理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆