真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.01 06:51
JRA三浦皇成騎手「G1」で3着以内率75%の大活躍! 悲願のビッグタイトル獲得に今後も「超大物」から代打騎乗……?
編集部
ただ三浦騎手からすれば青天の霹靂というよりも、プレッシャーの方が大きかっただろう。何故なら、三浦騎手は先月1日の大阪杯(G1)でシュヴァルグランの代打騎乗に挑み、4番人気に支持されたものの13着に大敗したばかりだったからだ。
相棒が仕上がり途上に距離不足と、情状酌量の余地はあったが、それでも今回のクリンチャーでも結果を残せないようなら「三浦皇成は勝負弱い」というレッテルを貼られかねない事態に陥っていたに違いない。
しかし、実際のレース運びは三浦騎手の落ち着いた状況判断が光っていた。本人がレース後「3~4コーナーは(内に)潜り込みたいと思っていた」と話した通り、勝負所の3、4コーナーで各馬がまくり合戦に出ている中、冷静にインコースを選択。1番人気のシュヴァルグランの真後ろという絶好のポジションだった。
最後の直線では、そのシュヴァルグランとの差を一歩ずつ詰めるも、半馬身差まで追い込むのが精一杯。さらに勝ったレインボーラインがまとめて差し切っての3着だった。三浦騎手としては悲願のG1制覇とはならなかったが、4番人気3着なら上々の結果。レースを見守った宮本博調教師も「満点に近い乗り方をしてくれた」と納得した様子だった。
そんな三浦騎手にレース前から熱烈なエールを送っていたのが、元JRA騎手の藤田伸二氏だ。
自身も2011年にヒルノダムールで制した天皇賞・春。公式twitterによると事前に三浦騎手とも話をしていたらしく「手応えを感じてるようだ!今回の乗り替わりは良い方に出る気がする」と期待を語っていた藤田氏。レース後にも三浦騎手から連絡を受けたようで「勝てなくてすいません……と。でも2、3番手の出入りの激しいレースで上手く乗っていたと思う」と健闘を讃えている。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
- 悲願の舞台で「30連敗」戸崎圭太の夢叶うか?ステレンボッシュ、ジャスティンミラノと挑むオークスとダービー…「シルバーコレクター返上」に絶好チャンス
- JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- JRAジャパンC(G1)「史上最高」アーモンドアイ参戦もまさかの低レベル!? コントレイル、デアリングタクトでもない…… 下馬評1番人気はあの馬
- 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
- 大物外国人騎手の来日でエージェントの「怪しい動き」も活発!? 好調ルーキーの裏でJRAから事情聴取も…関係者が「グレーゾーン」と危惧する行為の舞台裏
- 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!