GJ > 競馬ニュース > 三浦皇成「また波乱の主役」
NEW

JRA三浦皇成「また波乱の主役」で大阪杯(G1)シュヴァルグランも期待大? 近づく「初制覇」の足音

【この記事のキーワード】, ,
18yayoi_miurakousei02

 25日に行われた春のG1シーズン初戦となる高松宮記念は、2番人気の ファインニードルがG1初制覇を達成。3年ぶりのG1勝利を狙ったレッツゴードンキをハナ差で退けて優勝を飾った。その一方で、勝ち馬と0.1秒差の3着に食い込み、3連複で15,910円の波乱の立役者になったのが、10番人気のナックビーナスと三浦皇成騎手だった。

 スタートから最内を引き当てたセイウンコウセイが飛び出したものの、ダイアナヘイローが外からハナを主張。セイウンコウセイは無理にハナを奪いにいかず、最後の直線に勝負をかけた。だが4コーナー回って早めに進出し先頭に立つも、残り200mで内から伸びたレッツゴードンキに交わされてしまう。

このまま決まりかと思いきや、今度は外から鋭く伸びたファインニードルとナックビーナスが先頭に迫る。最後はファインニードルがレッツゴードンキを差し切って勝利。ナックビーナスは惜しくも届かず3着に終わっている。

 三浦騎手はレース後に「無理に行かず我慢させる、理想的な競馬が出来ました」と語った。騎乗したナックビーナスは一度先頭を伺おうとするも中団に待機。ハナを主張した先行勢が、中京競馬場の長い直線で失速するのを尻目に末脚を発揮して馬券内に食い込んでいる。だが本人も、「あそこまで行けば勝ちたかったです」と振り返り、悔しさをにじませた。

「三浦騎手は『一瞬、夢を見ましたよ』とも語っています。展開を読み切り、下位人気だった馬でG1勝利にあと一歩まで迫る競馬を見せたのは見事です。前回のG1競走・フェブラリーSでも人気薄のインカンテーションをあわや勝利という騎乗を見せて3着に入線しています。

 これで三浦騎手はG1競走2連続3着と、大舞台で強さを発揮。近い内に彼がG1ジョッキーになる日が来るかもしれません」(競馬誌ライター)

JRA三浦皇成「また波乱の主役」で大阪杯(G1)シュヴァルグランも期待大? 近づく「初制覇」の足音のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
  5. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  8. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  9. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  10. 【ヴィクトリアマイル(G1)展望】武豊×キャロットFがナミュールで「17度目の正直」狙う! J.モレイラ×マスクトディーヴァとの一騎打ちか