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【オークス(G1)展望】「超新星」アーモンドアイVS「2歳女王」ラッキーライラック再び!M.デムーロ「大器」サトノワルキューレに逆転女王の可能性

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【オークス(G1)展望】「超新星」アーモンドアイVS「2歳女王」ラッキーライラック再び!M.デムーロ「大器」サトノワルキューレに逆転女王の可能性の画像1アーモンドアイ(JBISサーチ公式サイトより)

 20日には、牝馬クラシックの第2弾オークス(G1)が東京競馬場で開催される。昨年は2歳女王ソウルスターリングが復権を果たし、再び世代の頂点を証明したこのレース。今年はずば抜けた才能を持つ「2強」が中心となりそうだ。

 常識を覆す、まさに圧巻のパフォーマンスだった。桜花賞(G1)で固まりつつあった勢力図を塗り替えたアーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)の手には、世代唯一の「三冠」への道が握られている。

 1月のシンザン記念(G3)で牡馬を相手に快勝。近年、シンザン記念を制した牝馬は2012年のジェンティルドンナただ1頭という”離れ業”をやってのけたアーモンドアイだったが、そこから桜花賞直行というローテーションは、それ以上のインパクトだった。

 それでも2番人気に支持されたのは、それだけシンザン記念でのパフォーマンスが圧倒的だったからだ。本番ではそれがフロックでなかったことを証明。後方2番手という位置取りから最後の直線で外へ持ち出されると「異次元」の末脚で全馬をごぼう抜きにした。

 ここまで無敗だった2歳女王ラッキーライラックに1馬身3/4差をつける完勝劇。世代の勢力図を一気に塗り替えた”超新星”にとって、今回の課題は何と言っても2400mという「距離」に尽きるだろう。

 父が日本史上最強スプリンターと呼び声も高いロードカナロア。一方、母はオークス2着の実績を持つフサイチパンドラ。果たして、娘はどちらに出ているのだろうか。主戦のC.ルメール騎手の手綱さばきも鍵を握りそうだ。

 このまま覇権を譲るつもりはない。昨年のソウルスターリング同様、逆転女王を狙ってラッキーライラック(牝3歳、栗東・松永幹夫厩舎)がリベンジを狙う。

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