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安田記念(G1)も石橋脩で「波乱」確実? 堅実キャンベルジュニアの期待と弱点

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 6月3日に開催される安田記念(G1)。このレースは過去20年で1番人気馬がわずか5勝。かつては10年連続で1番人気が敗退なんてこともあったほど、荒れることで知られている。その春のマイル王決定戦で、今年も波乱の立役者として期待されるのが、キャンベルジュニア(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。

 これまであまりパッとした戦績を残すことができなかったキャンベルジュニア。だが今年から石橋脩騎手とタッグを結成すると一変。ダービー卿チャレンジ(G3)では、同馬以外の先行勢が全滅する中、内で上手く立ち回って2着入線。続く京王杯スプリングC(G2)では、最後の直線でムーンクエイクに交わされての2着。だが、1分19秒5のレコードタイムを記録した勝ち馬とはタイム差なしのほぼ互角の戦いを演じてみせた。

「好走が続くキャンベルジュニアですが、やはり好調の石橋騎手の手腕が随所に光っています。キャンベルジュニアに騎乗する際も前に出るのか、それとも中団で待機するのか、レースの相手から展開を予想して、どうすればうまくレースを運べるのかを考えているようですね。

 昨年の12月には『デイリースポーツ』の取材で、自身の好調な成績に対して、いい馬に騎乗させていただいていると話したうえで『レース全体の中で先手を取る感覚が、少しつかめてきた』とコツのようなものを体得したかのようなコメントを残していました。現在の活躍を見る限り、その感覚をばっちり維持しているみたいですね」(競馬誌記者)

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