真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.06 08:45

東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
編集部
「南関東クラシックの目玉といえる東京ダービーは、1着賞金が4200万円と中央の重賞に匹敵する高額ということもあって、JRA所属馬にとっても格好のターゲットでした。今回のルール変更は、その動きの抑止力となることは間違いないですが『これで、根本的に問題が解決したのか』というと疑問が残りますね」(競馬記者)
記者がそう話すのも、例えば昨年の東京ダービーで2着だったキャプテンキングは、南関東クラシックの第1弾となる羽田盃が中央からの移籍初戦だった。つまり「バルダッサーレと非常に近いケース」だったといえる。
しかし、来年から変更されるルールでは「バルダッサーレ方式」こそ収得賞金0という扱いになるが、「キャプテンキング方式」では収得賞金3500万円(羽田盃1着賞金)となって、堂々東京ダービーに出走できるというわけだ。もっと言えば羽田盃は5着まで東京ダービーの優先出走権が付与されるため、キャプテンキングのように勝つ必要もない。
「今回のルール変更は『南関東クラシックの価値を守る』という目的では、その第一歩ということになるでしょうね。今後、羽田盃や他の主要競走にも同じルールが拡大しなければ、現状ではほとんど効果が見込めないと思います。
しかし、今回の変更でバルダッサーレのような移籍1戦目のケースがアウトになりましたが、仮に来年以降キャプテンキングのような2戦目もアウトにすると、どうしても『じゃあ3戦目は?』という話になります。
例えば、今年の東京ダービーの有力候補プロミストリープは牝馬クラシックからの参戦ですし、南関東クラシックを守る上で『どこで線引きするのか』は今後、非常に難しい問題になるのかもしれません」(同)
PICK UP
Ranking
23:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……