
JRA顕彰馬ロードカナロア選出! 「アーモンドアイ大活躍」で種牡馬としての未来もバラ色

JRA(日本中央競馬会)は12日、2018年度の顕彰馬にロードカナロアが選ばれたと発表した。
毎年、約200名の大手メディアに所属する記者の投票によって選定されている顕彰馬。今年は190名の記者が「1人4票」までという規定の下で投票を行ったところ、ロードカナロアが156票(得票率82.1%)を獲得し、見事顕彰馬に選定された。2位はブエナビスタで95票(50%)、3位はスペシャルウィークで89票(46.8%)。有力視されていたモーリスは87票(45.8%)にとどまり、4位に終わっていた。
ロードカナロアは通算成績19戦13勝。G1勝利は6度を数え、さらに馬券圏外となる4着以下が1度もない、ここ数十年で間違いなく「最強スプリンター」と呼ぶに相応しい実績を残していた。
それにもかかわらず資格取得初年度はオルフェーヴル、翌年はジェンティルドンナという三冠馬に阻まれ、そして昨年はトップだったものの選定基準となる4分の3にあと4票届かず選出ナシ。今回、4度目で見事に悲願の殿堂入りを果たした形だ。
株式会社ロードホースクラブ代表・中村伊三美氏は、一口クラブの会員、また管理した安田隆行調教師などをはじめとした「本馬に携わっていただいた全ての関係者の皆様、応援していただいたファンの皆様と共に喜びを分かち合いたいと思います」と皆に感謝しつつ、喜びを爆発させている。
ロードカナロアは現役時代の成績もさることながら、種牡馬としてもファーストシーズンリーディングサイアーを獲得するなど活躍。今年の桜花賞(G1)オークス(G1)を制したアーモンドアイなどの優れた産駒を誕生させており、今後も龍王の仔には大きな期待が寄せられている。
見事に顕彰馬に輝いたロードカナロア。これからも競馬界を引っ張っていく1頭として活躍してもらいたい。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは