GJ > 競馬ニュース > ユニコーンS「大量抽選馬」  > 2ページ目
NEW

JRA3歳ダート路線の「歪み」ユニコーンS(G3)「大量抽選馬」の怪? 異例の除外ラッシュに現場から不満の声……

【この記事のキーワード】, ,

「最終的に賞金900万円持ち17頭がユニコーンSの出馬投票を行い、抽選で11頭が出られることになりました。ただ、落選した6頭は、あてにしていた青梅特別もフルゲートだったため再投票が出来ず、結局どのレースにも使えないことに……。

陣営からすれば当然、今週競馬に使うつもりで仕上げ、騎手にも声を掛けていたので、関係者からはさすがに不満の声がありましたね。ユニコーンSは毎年のように狭き門になって大量の除外馬が出ているだけに、どこかで改善されるといいんですが……」(同)

 除外された6頭の中には、2歳王者でその後もレパードS(G3)を勝つなどダートの重賞戦線で活躍したアジアエクスプレスの弟レピアーウィットもおり、ユニコーンSでも有力馬の1頭に挙げられていた。

 こういった注目の有望株が抽選除外になるのは、単純にレースの売上にも影響を与えるに違いない。レース番組を編成するJRAとしても、決して好ましくない状況のハズだが……。

「3歳春のダート路線には、このユニコーンSしか重賞がない以上、ダートの3歳馬にとってはいわば日本ダービーのようなもの。多くの馬がここを目指して集中するのは当然です。問題はダートのオープンや重賞が限られている影響で、今回のように賞金900万円持ちが異常に増えてしまうこと。

最近は伏龍Sや鳳雛S(共にオープン)が増設され、一時よりは緩和された感がありますが、やはり日本ダービーのように、トライアルを設けて優先出走権を確立すべきだと思いますね。有識者やファンを中心にユニコーンSをG1に昇格させるなどして『3歳のダート路線を整備すべき』という声は、依然として大きなものがあります」(競馬ライター)

JRA3歳ダート路線の「歪み」ユニコーンS(G3)「大量抽選馬」の怪? 異例の除外ラッシュに現場から不満の声……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 武豊が「告白」キタサンブラックによる宝塚記念(G1)の歴史的大敗劇で「何」があったのか……騒動が去った今だからこそ語られた「真相」<1>
  8. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  9. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  10. JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは