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宝塚記念(G1)W杯「28年間の伝説」で”キセキの復活”待ったなし!? 半世紀ぶり連覇へM.デムーロ騎手のイメージは「あの神騎乗」?

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宝塚記念(G1)W杯「28年間の伝説」でキセキの復活待ったなし!? 半世紀ぶり連覇へM.デムーロ騎手のイメージは「あの神騎乗」?の画像1

 21日、週末に阪神競馬場で開催される宝塚記念(G1)の枠順が決定し、ここ「5年で5連勝中」と圧倒的な結果を残している「8枠」にキセキ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。

 復活を目指す昨年の菊花賞馬に「朗報」が舞い込んだ。毎年、外枠に良績が集中している宝塚記念だが、8枠は5連勝中。陣営は「ちょっと極端ですね」と複雑な表情を見せたが、データ的に大きなアドバンテージを得たことは間違いなさそうだ。

 昨年の菊花賞を1番人気に応えて優勝し、将来を嘱望されたキセキ。しかし、その後は香港ヴァーズ(G1)で9着、今年の始動戦となった日経賞(G2)でも9着と、いずれも期待を裏切る結果に終わっている。

 その最も大きな原因となっているのが、気性面の課題だ。

 特に、前走の日経賞では馬の後ろで我慢できずに、2コーナーから先頭に立つ競馬。昨年の良い頃は、4戦連続で上がり最速を記録するほどの末脚自慢だったが、チグハグな競馬のまま惨敗を喫した。鞍上のC.ルメール騎手とはデビュー戦以来のコンビだったが、レースを重ねるごとに激しさを増している印象だ。

 そんな傾向は陣営も把握しているようで、角居勝彦調教師も『スポーツ報知』の取材に対して「あのまま調教をしていけば短い距離しか使えなくなる」と危機感を募らせている。そこで、この中間はあえて放牧に出してリフレッシュを図ったようだ。

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