真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.23 23:12

宝塚記念(G1)JRA栗東関係者「注意警報」2頭は……「元王者」と「2着王」を無視禁止か
編集部

そしてもう一頭、ステファノス(牡7 栗東・藤原英昭厩舎)を紹介したい。
5カ月ぶりの前走は、新潟大賞典(G3)11着。外の枠でスタートしても行く脚がなく、置かれたので後方待機。追い込みに賭けたが、反応悪く惨敗。そもそも展開が向かず、コース取りも悪く、休み明けの影響がもろに出た感じ。トップハンデも災いした。だが、もともと宝塚記念に向かうための叩き台でこのレースを使ったようであり、陣営はこの結果に関してはまったく気にしていない様子である。
「前走は思うような競馬にはなりませんでしたが、一度使われて調子は上がっているみたいです。1週前追い切りは栗東Cウッドコースで併せ馬。好時計も出て、毛ヅヤや体の張りなんかもかなり良くなってきたようです。今週も栗東Cウッドコースで併せ馬で追われました。最後仕掛ける程度の軽い調教でしたが、先週よりも馬体が引き締まり気配が良くなりました」(競馬記者)
もともとあまり調教は動かないタイプなのだが、ここに来て馬がしっかりしてきており、力は出せる状態である。前走のようなことはないだろう。
厩舎関係者も『年齢的な衰えはないし、阪神コースも合っている』と語っており、複勝圏内の食い込みを狙っている。ちなみにステファノスの阪神コース成績は、5戦して1勝・2着2回・3着1回・5着1回と掲示板を外したことがないという堅実ぶり。サウスポーのイメージもあるのだが、意外とこの競馬場を得意としているのだ。
厩舎はこの春大活躍していた藤原英厩舎で、ジョッキーも内枠得意の岩田康誠騎手。このコンビ、一発大仕事を狙っているので要注意である。
PICK UP
Ranking
5:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客