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2018.07.03 16:40

JRA平地挑戦オジュウチョウサン「ライバル」が危険……調教師も「走ってみないと」さあどうなる
編集部
まず筆頭となるのはドリームスピリット(牡3歳、美浦・武藤善則厩舎)だろう。
7戦目となる未勝利戦(芝・2400m)でようやく初勝利をあげた同馬。だがデビュー当初は苦戦したものの、距離を徐々に伸ばすと才能を発揮。近3走はすべて芝2400m戦を走り、馬券圏内を外すことはない安定感を見せるなどステイヤーの資質を見せはじめている。
陣営は前走から「秋は菊花賞に出させたいので、ここは決めたいところ」と秋の大本番を意識している。2600mは初挑戦となるが、3000mのG1競走を見据えている以上、200mの距離延長くらいはこなしてくれるはずだ。ここで勝利を収めて最後のクラシック1冠まで突っ走ることができるのだろうか。
三浦皇成騎手が主戦を務めるグリントオブライト(牝5歳、美浦・戸田博文厩舎)も怖い存在だ。
騎乗予定の三浦騎手とは、降級した昨年の秋にタッグ結成。その後、2戦目からは中長距離戦で馬券内を外さない好走を連発している。前目につけたり、後方から末脚にかけてみたりと、展開によって作戦を変えることができるその自在性も魅力だ。そろそろ勝利を収めて、上のクラスに再挑戦したいところだろう。
またこれまでは才能は認められつつも気性難があるとされていたバリンジャーがセン馬となって初出走を飾るほか、長距離の適性を見せつつあるコンボルド、さらに障害から再転向しているバンダムザブラッドなどが、打倒オジュウチョウサンを合言葉に鎬を削ると見られている。
オジュウチョウサンはこのレースを大きすぎる目標の足がかりにすることができるのか。またライバルたちがそれを阻むのか。勝利の女神はどの馬に微笑むのだろうか? レースの行く末を見守りたい。
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