JRA「三冠馬」と日本代表が”リンク”? 「一瞬」の敗北にあの「暴れん坊」の海外挑戦をファン想起?
「2012年、オルフェーヴルが4歳の時に挑戦した凱旋門賞です。クラシック三冠を獲った翌年、オルフェーヴルは渡仏して凱旋門賞へ向かったわけです。世界の強豪が集まるレースですが、期待はありました。
レースは、最後の直線で抜群の手ごたえでオルフェーヴルが突き抜けて、あと少しでゴールというその時、突然内側に刺さりラチに接触。そこで少しブレーキがかかってしまい、鞍上C.スミヨン騎手が体勢を立て直そうとしましたが、後ろからソレミアにクビ差交わされてしまい2着に。もともと気性に難があるのは有名で、わかっていたことでした。ただ、何もこの大一番のゴール直前にやらなくても……。現地で見ていた関係者や、中継を見ていた競馬ファンは、ゴール板手前まではオルフェーヴルの勝ちを確信していましたから、ゴール後はみんなガックリきていましたね」(海外競馬ライター)
オルフェーヴルは、ほぼ勝ちを手中に収めていながらも敗れてしまった。日本のホースマンの夢である凱旋門賞制覇は、またもや消えてしまったのだ。
そのオルフェーヴルの凱旋門賞から6年後。西野ジャパンは最後アディショナルタイムがあと数十秒で終わるという時に点を入れられてしまい敗れた。最後にベルギーがボールを持ってから得点までの時間は、わずか9秒間。その数秒間に試合が決まり敗れてしまった日本代表。競馬ファンであれば、あと少しで1着でゴールできたオルフェーヴルの凱旋門賞を思い出さずにはいられなかったのだろう。
「やはり世界を制するのは難しいということでしょうか。しかし、日本の競馬もサッカーも世界に通用するということでもあります。確実に世界との距離は近づいているということでしょう」(同 ライター)
凱旋門賞を日本馬が勝つことが珍しくない時代になれば、そのオルフェーヴルの凱旋門賞2着の悔しさは笑い話に変わるのかもしれない。
日本のサッカーも言えることであるが、日本の競馬もまだ「何かが足りない」ということか。それを得てこそ、世界で勝つことが当たり前の日本になっていくのかもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
















