真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.09 10:32
JRA「イチ」超速マテラスカイ「米国遠征」武豊騎乗できず!? ダート短距離界「超新星」G1挑戦に「代役」藤田菜七子騎手?
編集部
「強かったですね。ポイントは、スタートだと思っていました。好スタートを切って大丈夫だと思いました。これまで1200mを使っていましたのでラストが心配でしたが、問題ありませんでした。タイムが出やすい馬場でしたが、それにしても立派なタイムでしたね。これまで良いタイミングで乗せてもらっています。馬も充実しているようで、今後も楽しみです」
そう満面の笑みを浮かべたのは、抜群のスタートダッシュを決めた殊勲の武豊騎手だ。「ウィナーズサークルは昨日(オジュウチョウサン)のような盛り上がりでした」と、こちらの勝利も今週の”主役級”として賛辞を惜しまなかった。
また、4馬身差の2着となったインカンテーションの三浦皇成騎手は「狭いところから抜けてきましたし、決して悲観する内容ではありません」。3着ウインムートの和田竜二騎手も「こちらも重賞級だと思いますけど、今日は勝ち馬が強すぎました」と、今回ばかりは完敗を認めるしかなかったようだ。
「この日の中京のダートコースは、時計の出やすい馬場。実際にプロキオンSでは9着のナムラミラクルまでが、ダート1400mの日本レコードで完走している特殊な馬場でした。ししたがって、この時計を鵜呑みにするのはやや早計だと思います。
ただ、それでも今年のフェブラリーS(G1)で3着したインカンテーションに4馬身差の勝利は圧巻でしたね。1:20.3のレコードは芝でも好時計といえるだけに、そう簡単に破られることはないと思います。ダート短距離界に『超新星が登場した』と思って良いと思います」(競馬ライター)
まさに「圧逃的」な強さだ。今年3月に挑戦したドバイゴールデンシャヒーン(G1)で世界の強豪相手に日本最高着順となる5着を確保し、武豊騎手に「スピード負けはしていなかった」と言わしめた脚力は、紛れもなく本物だった。
そうなると気になるのは、今後の動向だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!