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中京記念(G3)グレーターロンドンここは「チャンス」? キーワードは「意気込み薄」か

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 最終追い切りは南Wで馬なり、(5F)67.3(4F)50.7(3F)36.8(1F)12.4という好時計を出しているように、体調もいいようだ。

 もうひとつ気になるのが、今年は安田記念に登録してこなかったことだ。昨年、安田記念、毎日王冠、天皇賞(秋)を使っていたころの陣営には「この馬でG1を!」という意気込みが窺えた。ところが今年は安田記念には登録もせず、夏のローカル重賞を使う。最近の結果から、当時の意気込みは薄くなってきたのではないだろうか。それは良い意味で肩の力が抜けたと言っていい。

 グレーターロンドンが楽勝したのは、力の差がありすぎた新馬戦だけだ。条件戦やオープン特別でも、自慢の豪脚を伸ばしたらゴール前できっちり届きましたというレースばかり。その後の重賞戦線でも、グレーターロンドンは自分の力をほぼ出し切って走っているように見える。今回のメンバー相手であれば、ゴール前きっちりと届く能力は持っている。

 聞こえの悪い言葉になってしまうが、高望みをしなくなった陣営がリラックスしてグレーターロンドンを送り出せば、初めての輸送、初めての競馬場、初めての中京小回り、初めての夏競馬、といったマイナス条件を克服する可能性もある。

 七夕賞、函館記念で懲りたファンは格下の穴馬買いに走りそうなので、オッズは割れに割れるかもしれない。グレーターロンドンが好走し、それ以外の人気馬が飛べば思わぬ高配当も飛び出すはずだ。

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