GJ > 競馬ニュース > ソウルスターリング復活は  > 2ページ目
NEW

JRA「最強良血」ソウルスターリング復活なるか……クイーンSで復活期すも「期待」と「不安」の両端が

【この記事のキーワード】, ,

 続く東京のヴィクトリアマイル(G1、1600メートル)では、直線に入ると後方集団前目の外にジュールポレールとソウルスターリングが並んでいた。ジュールポレールとほぼ同時に追い出されるが、まったく伸びず絶望的に見えた。しかし、やがてジワジワと伸びはじめ、最後は鋭く伸びた。

 上がり3F最速は2着リスグラシューの32.9、2番目が優勝したジュールポレールの33.3。7着ソウルスターリングは33.5で、もっと素早く反応できればジュールポレールと差のないレースができた計算になる。

 陣営はクイーンSに向けて「春は冬毛が抜けきらず体調がいまひとつだった」「今回は今年の中で最もいい」といったコメントをしている。注目したいのは、前走後放牧に出さず在厩で調整されたという点。名伯楽が手元に置き、つきっきりで面倒を見てきたのだ。

 1週前追い切りは札幌競馬場の芝(良)で[6F]80.5[5F]65.1[4F]51.4[3F]37.4[1F]11.9と、まずまずのタイム。最終追い切りの時計は[3F]39.6[1F]12.0だったが、ゴール板通過後さらに半周ほど追われた。前走から一変とまではいかないものの、それなりに良化しているようだ。

 陣営のコメントや調整過程を見ると、今回のデキも万全とは言えないだろう。完全復活は望めないかもしれない。ただし、ヴィクトリアマイルを見る限り「早熟だった」「もう終わっている」と言う必要はない。ここでは、ヴィクトリアマイル以上の復活への兆しを見たい。

JRA「最強良血」ソウルスターリング復活なるか……クイーンSで復活期すも「期待」と「不安」の両端がのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは