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2018.07.30 09:18
武豊「海外ボケ」に非難轟々!? 仏国で重賞制覇の快挙も、開幕週「ポツン」&新人並み「暴走」で1番人気連敗……
編集部
武豊騎手は先週22日にフランスに遠征。騎乗自体はわずか4鞍だったが、ジェニアルでメシドール賞(G3)を勝つなど、その手腕を世界に見せつけ日本でも大きな話題となった。その後、帰国した武豊騎手は休む間もなく、そのまま小倉競馬に参戦。天才騎手らしいタフネスぶりだったが、土日で1勝ずつを上げる合計2勝とまずまずの結果を残している。
しかし、その一方で首を傾げざるを得ないシーンもあった。
まずは日曜日のメイン・佐世保S(1600万下、芝1200m)だ。武豊騎手が騎乗していたのは1番人気のレインボーフラッグ。前走半馬身差の2着に敗れており、今度こその勝利が期待された。
レースは小倉1200mらしく、スタートから激しい主導権争いが展開。開幕週なので、前に行った馬が有利な馬場コンディション。差し馬も早めの進出が必須だったが、武豊騎手のレインボーフラッグはなんと最後方から動かず……。
結局、逃げたオールポッシブルがそのまま勝利。2番手のスマートグレイスもそのまま3着を確保と、完全に前残りの展開。レインボーフラッグは後方から上がり最速の末脚で追い込んだが、6着が精一杯だった。
このレースを観戦したファンから、武豊騎手の騎乗に対して多くの不満が飛んだが、天才騎手を襲った”海外ボケ”の後遺症は、それだけで終わらなかった。
続く、最終レースの500万下(芝1800m)。武豊騎手はまたも1番人気のメイショウモウコに騎乗。今度は先ほどの”借り”を返すかのように、果敢にハナに立って飛ばして行ったが、稍重の馬場で前半の800mを47.3秒はさすがに飛ばし過ぎ……。3コーナーを迎える頃には早々に先頭から脱落し、結局最下位でゴールした。
世界にも認められるほどの精密な体内時計を持つレジェンドには珍しい、まるで新人騎手のような競馬である。
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