GJ > 競馬ニュース > 菊花賞「本命候補」出現
NEW

JRA菊花賞「本命候補」出現にルメール騎手も迷う!? 超大器グロンディオーズ、昨年キセキが歩んだ「菊花賞ロード」爆進!

【この記事のキーワード】, ,
JRA菊花賞「本命候補」出現にルメール騎手も迷う!? 超大器グロンディオーズ、昨年キセキが歩んだ「菊花賞ロード」爆進!の画像1

 後続をあっさりと引き離し、「大器」が秋の大舞台へ貴重な3勝目を手に入れた。

 4日に新潟競馬場で行われた信濃川特別(1000万下、芝2000m)は、2番人気のグロンディオーズ(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)が3馬身差の完勝。これで通算4戦3勝とし、秋のラスト一冠・菊花賞(G1)へ大きく前進した。

 12頭立てで行われたレースでグロンディオーズはやや出負けするが、鞍上のC.ルメール騎手が促すとすんなり好位に取りついた。逃げ馬を見るように3番手でピタリと折り合うと、1000m通過は60.8秒とまずまずのペース。そのまま最後の直線を迎えるまで、特に大きな動きはなかった。

 新潟外回りコースの長い直線を迎えると、逃げていたキークラッカーを交わして先頭に躍り出るグロンディオーズ。後続も必死に追い掛けるが、その差が詰まらない。管理する田村康仁調教師が「外回りコースは良いのではということで、外回りの2000mに使いました」と話した通り、そこから長くいい脚を使うと最後は3馬身差をつけて完勝した。

 この信濃川特別の昨年の勝ち馬は、後に菊花賞馬となるキセキ。それも本馬はキセキと同じルーラーシップ産駒と共通点は多い。それも本馬は兄に2500mの目黒記念(G2)勝ちのムスカテールがおり、如何にも3000mの菊花賞に向きそうなスタミナ十分の配合だ。

 陣営も鞍上のルメール騎手が「この馬は跳びが大きくてスタミナがあって、良いペースを維持できます。長い距離も問題ない」とベタ褒めすれば、田村調教師も「距離は長ければ長いほど良いです」と、秋の「大目標」はすでに決定済み。問題は、どこをどう使って本番に挑むかだ。

JRA菊花賞「本命候補」出現にルメール騎手も迷う!? 超大器グロンディオーズ、昨年キセキが歩んだ「菊花賞ロード」爆進!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……