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JRA最強牝馬ウオッカの仔タニノフランケル「覚醒」4馬身差圧勝!17冠ベビーの世界的良血馬に「サイレンススズカ2世」襲名

JRA最強牝馬ウオッカの仔タニノフランケル「覚醒」4馬身差圧勝!17冠ベビーの世界的良血馬に「サイレンススズカ2世」襲名の画像2サイレンススズカ(JRAヒーロー列伝より)

 世界が期待する超良血馬の”スタイル”が決まった。そして、この過程はかつての「稀代の逃げ馬」の覚醒によく似ている。

「今回のタニノフランケルの勝利に、1998年に宝塚記念(G1)を勝つなど、今でも史上最強馬の一頭に数えられるサイレンススズカの名を挙げたファンもいたようです。あの馬もデビュー2戦目の弥生賞(G2)で2番人気に支持されるほどの大器でしたが、春はその能力を持て余している感じでクラシックの壁に跳ね返されました。

 しかし、武豊騎手と出会い、折り合いなどを気にせず、気持ち良く走らせるスタイルが確立。稀代の大逃げ馬として6連勝を飾り、一気に現役最強馬に上り詰めました。7連勝が期待された天皇賞・秋(G1)で非業の最期を遂げたこともあり、今なお伝説的な名馬と記憶しているファンも多いと思います」(競馬ライター)

 さすがにまだタニノフランケルを「本家」と比較するのは早いかもしれないが、血統が血統だけに、ここからの「大きな仕事」を期待せずにはいられない。次走はかつてサイレンススズカも挑んだ神戸新聞杯(G2)が予定されており、結果次第で菊花賞(G1)を目指すことになるようだ。

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