GJ > 競馬ニュース > 菊花賞の行方Vol.3
NEW

【夏季特別企画】史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』Vol.3「昨年のアンビシャスに次ぐ”大物”出現か。ナリタブライアン、キズナの系譜を継ぐ良血馬が覚醒の兆し」

【この記事のキーワード】, ,

 ハンデ戦とはいえ、やはりこの馬に54㎏は優しすぎたか。

 3日に福島競馬場で行われた、3歳重賞の中でも唯一のハンデ戦となるラジオNIKKEI賞(G3)は、戸崎圭太騎手騎乗のゼーヴィントが1番人気に応えて完勝した。

 レースは2番人気のブラックスピネルがスタートで立ち遅れる中、1枠1番の絶好枠から発進したゼーヴィントは、前に行きたい馬を行かせながらの中団待機。先行勢を見るような絶好のポジションにつけた。

 ミエノドリーマーが引っ張る流れは1000mの通過が59.6秒。アンビシャスが勝った昨年が59.5秒とほぼ変わらないペースだった。

 小回りの福島らしく、4コーナーの勝負所で早めに進出を開始する馬が殺到。先頭を走っていたミエノドリーマーもあっさりとジョルジュサンクにとって代わられたが、すでに手応えが怪しい。

 その一方、内枠の利を活かして、インでじっとしていたゼーヴィントは、直線に入るとすぐに進路を求めて外側にスライド。前が開くと、周りの他馬とはまったく違う手応えで末脚を伸ばし始めた。

 途中、ジョルジュサンクを交わして先頭にたったダイワドレッサーがよれて進路を塞がれるが、一瞬のうちに立て直すと、最後はねじ伏せるように前を捕らえてゴール。着差こそ1馬身1/4の差だったが、内容はそれ以上の完勝だった。

【夏季特別企画】史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』Vol.3「昨年のアンビシャスに次ぐ”大物”出現か。ナリタブライアン、キズナの系譜を継ぐ良血馬が覚醒の兆し」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!