真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.04 08:01

【夏季特別企画】史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』Vol.3「昨年のアンビシャスに次ぐ”大物”出現か。ナリタブライアン、キズナの系譜を継ぐ良血馬が覚醒の兆し」
編集部
ハンデ戦とはいえ、やはりこの馬に54㎏は優しすぎたか。
3日に福島競馬場で行われた、3歳重賞の中でも唯一のハンデ戦となるラジオNIKKEI賞(G3)は、戸崎圭太騎手騎乗のゼーヴィントが1番人気に応えて完勝した。
レースは2番人気のブラックスピネルがスタートで立ち遅れる中、1枠1番の絶好枠から発進したゼーヴィントは、前に行きたい馬を行かせながらの中団待機。先行勢を見るような絶好のポジションにつけた。
ミエノドリーマーが引っ張る流れは1000mの通過が59.6秒。アンビシャスが勝った昨年が59.5秒とほぼ変わらないペースだった。
小回りの福島らしく、4コーナーの勝負所で早めに進出を開始する馬が殺到。先頭を走っていたミエノドリーマーもあっさりとジョルジュサンクにとって代わられたが、すでに手応えが怪しい。
その一方、内枠の利を活かして、インでじっとしていたゼーヴィントは、直線に入るとすぐに進路を求めて外側にスライド。前が開くと、周りの他馬とはまったく違う手応えで末脚を伸ばし始めた。
途中、ジョルジュサンクを交わして先頭にたったダイワドレッサーがよれて進路を塞がれるが、一瞬のうちに立て直すと、最後はねじ伏せるように前を捕らえてゴール。着差こそ1馬身1/4の差だったが、内容はそれ以上の完勝だった。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬