GJ > 競馬ニュース > 菊花賞の行方Vol.3  > 2ページ目
NEW

【夏季特別企画】史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』Vol.3「昨年のアンビシャスに次ぐ”大物”出現か。ナリタブライアン、キズナの系譜を継ぐ良血馬が覚醒の兆し」

【この記事のキーワード】, ,

「うれしいです。勝たなくてはいけないレースでしたし、勝ててよかったです」

 レース後「勝たなくてはいけないレース」と話した戸崎騎手の言葉通り、ここはゼーヴィントにとっては単なる通過点に過ぎないのかもしれない。初重賞制覇となった今回のラジオNIKKEI賞は、そう思えるほど圧倒的な勝ち方だった。

 管理する木村哲也調教師は「このまま放牧へ出します」とコメント。これで秋の大舞台への賞金の心配は、ほぼなくなった。まだ菊花賞出走は明言されていないが、天皇賞・秋には戸崎騎手のお手馬となるステファノスやスマートオーディンが向かう公算が高く、手の合う鞍上の確保を重視して、このまま菊花賞に向かってはどうだろうか。

 木村調教師が「距離が伸びても大丈夫」と話しているように、ゼーヴィントのディープインパクト×ブライアンズタイムという血統の組み合わせは、今年の皐月賞馬ディーマジェスティと同じで距離の融通性は高そうだ。

 そして何より、ゼーヴィントの血統は4代母Pacific Princessの存在が際立つ。Pacific Princessは本馬の3代母となるアサーティブプリンセスの他に、パシフィカス、キャットクイルという名牝を輩出。

 パシフィカスからは3冠馬ナリタブライアン、菊花賞他G1を3勝したビワハヤヒデ兄弟を、キャットクイルからは2冠牝馬ファレノプシス、孫にダービー馬のキズナを輩出しており、Pacific Princessの一族は日本でも屈指の「クラシックの名血」といえる。

 そんな系譜を受け継いだゼーヴィントも、今まさにこの時期から大きく成長するはずだ。

 歴代の先輩にはまだ及ばないが、ナリタブライアンとビワハヤヒデが菊花賞を、ファレノプシスが秋華賞を制し、キズナがフランスの凱旋門賞で4着したことを考えれば、ゼーヴィントがこの秋に”大仕事”をしても驚けない。

 昨年のラジオNIKKEI賞を勝ったアンビシャスも、秋には天皇賞で0.2秒差の5着。今年になってからは完全にトップクラスの仲間入りを果たしている。今年のゼーヴィントもレース内容では遜色ないだけに、ここからの飛躍が大きく期待される一頭に違いないだろう。

【夏季特別企画】史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』Vol.3「昨年のアンビシャスに次ぐ”大物”出現か。ナリタブライアン、キズナの系譜を継ぐ良血馬が覚醒の兆し」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. JRA 今月急死「レースを愛した」個性派オーナーがドバイで3頭出し! 寵愛受けたM.デムーロが「Wヴェローチェ」で弔い星へ
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  8. お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客