GJ > 競馬ニュース > 欧州「新女王」  > 2ページ目
NEW

武豊が挑む凱旋門賞(G1)に「大本命」登場!? エネイブルに替わる欧州「新女王」が前売り1番人気に浮上!

【この記事のキーワード】, ,

「馬場についてはよく考えたい。もし凱旋門賞当日の馬場が速いコンディションならば、シーオブクラスは出走するだろう」

 例年、この時期のロンシャンは雨に見舞われることも多く、凱旋門賞が重い馬場で開催されることは珍しくない。ハガス調教師は「高速馬場とソフトな馬場の両方をこなせる馬は非常に少ない」と、シーオブクラスが重馬場に苦しむことを懸念しているようだ。

 しかし、今年から舞台のロンシャン競馬場は約2年の工事を経て、パリロンシャン競馬場と名称を変えて生まれ変わった。

 特筆すべきは、最後の直線での混雑を避けるために設けられたオープンストレッチの存在だ。仮柵移動により、凱旋門賞ウィークには最内から約6mのグリーンベルトが生まれるという。水はけを良くするための馬場改修も行われており”新生ロンシャン競馬場”は、ハガス調教師が懸念しているような状況にはならない可能性もある。

「陣営はあくまで慎重な姿勢でしたが、シーオブクラスのツイ家は父シーザスターズやその母アーバンシーで凱旋門賞を制した名門オーナー。まだシーザスターズ産駒からは凱旋門賞馬が出ていませんし『出走にはかなり前向き』という報道もあります。

昨年のエネイブルも含め、凱旋門賞は3歳牝馬が強いレース。今年の英オークス馬フォーエヴァートゥゲザーに愛オークスで勝ち、今回のヨークシャーオークスで仏オークス馬のローレンスを下した本馬は、紛れもない今年の欧州3歳牝馬チャンピオン。凱旋門賞で1番人気に推されて当然の存在ですし、昨年のエネイブルのように新時代を創るかもしれません」(競馬記者)

 既報通り、今年の凱旋門賞には日本からクリンチャーと武豊騎手も参戦予定。陣営はすでにフォワ賞(G2)に向け渡仏している。今年の凱旋門賞は混戦模様と言われていたが、本番が近づくにつれ、いよいよ「主役」が定まってきた。

武豊が挑む凱旋門賞(G1)に「大本命」登場!? エネイブルに替わる欧州「新女王」が前売り1番人気に浮上!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!