GJ > 競馬ニュース > サマーシリーズ「廃止」?  > 2ページ目
NEW

JRAサマーシリーズ「廃止」秒読みか……ファンだけでなく競馬関係者も示した「無関心」に問われる存在意義

【この記事のキーワード】, ,

 実際に競馬評論家の水上学氏も自身のブログを通じて「個人的にサマーマイルは無意味という意見をずっと書いてきたが、サマーシリーズそのものが使命を終えたというか、意義が薄れてきている感が強い」と述べており、サマーシリーズ存続への危機感を示している。

 また、10日の『東京スポーツ』でもサマーマイルシリーズが通算3度目の”王座空位”となったこと受け「シリーズ盛り上がりのために手直しを加える時期がきているのかもしれない」と記述。ネット上のファンの間でも「なくなっても問題ない」「無理にやる必要もない」といった批判的な声が、年を追うごとに大きくなっている印象だ。

「今年の夏が異常な暑さだったことも、大きく影響したのではないでしょうか。レース後に熱中症になって倒れる馬もいましたし、予定を変えて使わないようにした関係者も少なくなかったとか……。

来年以降の夏場がどういった状況になるのかはわかりませんが、例えばレース時間を遅くしてみるとか、何らかの酷暑対策をしないと夏場を使う馬がどんどん減り、結果的にサマーシリーズの”空洞化”も避けられないと思いますね」(同)

 ネット上の一部の競馬ファンからは「廃止案」さえ聞かれるが、確かに現状のサマーシリーズは、スプリントと2000シリーズで5000万円、マイルで3000万円という優勝賞金に見合った注目度とは言えないのかもしれない。存在意義が問われるサマーシリーズを中心に、夏競馬そのものの見直しが迫られている。

JRAサマーシリーズ「廃止」秒読みか……ファンだけでなく競馬関係者も示した「無関心」に問われる存在意義のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
  3. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
  9. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  10. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬