真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.20 07:36

JRAオールカマー(G2)「大本命」レイデオロは「終わった」のか? 「1年勝利なし」よりも気になる悪癖
編集部
これ以上、連敗を重ねるわけにはいかない。昨年のダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が「復権」を懸け、23日に中山競馬場で行われるオールカマー(G2)で秋の始動戦を迎える。
昨年、主戦のC.ルメール騎手と藤沢和雄調教師に初の日本ダービー(G1)をプレゼントした本馬。秋の始動戦・神戸新聞杯(G2)で、後の菊花賞馬キセキを寄せ付けずに圧勝。続くジャパンC(G1)では勝ったシュヴァルグランには及ばなかったものの、王者キタサンブラックに先着を果たすなど、誰もが「次代の競馬界を担う存在」として期待していた。
しかし、今年初戦の京都記念(G2)で、単勝1.6倍という圧倒的な人気を集めながらも3着。日本のエースとして期待されたドバイシーマクラシック(G1)でも4着と、まさかの連敗……気が付けば昨年の神戸新聞杯以来、ちょうど1年も勝利から遠ざかっており「ピークが過ぎた」という疑惑さえ上がり始めている。
確かに過去のダービー馬を振り返ると、将来を嘱望されながらも3歳で終わってしまう馬も意外と多い傾向にあるが……このキングカメハメハ産駒もまた”燃え尽き症候群”のままターフを去ることになるのだろうか。
「昨秋の神戸新聞杯とジャパンCの走りのインパクトが強烈で、この春は物足りない結果が続きましたが『1年勝っていない』とはいえ、たった3連敗ですから。それも国内では馬券圏内を確保していますし、そう悲観的になる必要もないと思いますね。ジャパンCの走りはもちろん、京都記念やドバイだって内容のある走りだったのではないでしょうか(競馬ライター)
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは