真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.20 07:36
JRAオールカマー(G2)「大本命」レイデオロは「終わった」のか? 「1年勝利なし」よりも気になる悪癖
編集部
確かに、今年2月に圧倒的1番人気を裏切ってしまった京都記念は、レイデオロにとって悪いことが重なってしまったレースだった。
10頭立てのレースで、レイデオロはゲートで煽ってやや出負け。その直後に両隣から挟まれる格好になって、後方からの競馬を余儀なくされた。重馬場で前が止まりにくいコンディションの中、外からじょじょにポジションを上げて行き、最後の直線で一度は先頭に立ったものの、道中で脚を使ったためか最後に止まってしまった。主戦のルメール騎手が騎乗停止処分を受け、急遽バルジュー騎手に乗り替わったことも微妙に影響したようだ。
しかし、3着だったとはいえ、今回の最大のライバルとなりそうな皐月賞馬アルアインとは、わずかクビ差。決してスムーズなレースではなかっただけに、今回逆転の可能性も十分にありそうだ。
続くドバイシーマクラシックでは極端なスローペースにやや折り合いを欠いた結果、4着。だが、勝ったホークビルこそペースに乗じて上手く走った印象だが、2着馬ポエッツワードは今夏のキングジョージ6世&QES(G1)の勝ち馬であり、3着のクロスオブスターズは昨年の凱旋門賞(G1)の2着馬。それらに続く4着なら、あまり悲観する必要もなさそうだ。
「調教の動きを見てもピークが終わっているようには見えませんが、それよりも気になるのが折り合い面ですね。
昨年の日本ダービーで見事なストップ&ゴーを見せたように、もとは折り合いのしっかりした操縦性の高い馬でした。ですが、今年の京都記念の辺りから道中で行きたがる面が見え始めています。
PICK UP
Ranking
11:30更新- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?