真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.24 09:37
JRA福永ワグネリアン「鞍上問題」決着! 天皇賞・秋「先約」大魔神・佐々木主浩氏が納得する理由は「異例のVIP」待遇?
編集部
23日、阪神競馬場で行われた神戸新聞杯(G2)は、2番人気のワグネリアン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が勝利。皐月賞馬エポカドーロとの直接対決を制し、ダービー馬の貫禄を見せつけた。
「ダービー馬ですし自信をもって乗りました。身体も一回り大きくなって、精神面や肉体的にも大きく成長していると感じていました。大事な秋初戦でしたしね。最後はダービー馬の根性をみせてくれたと思います。これからもワグネリアンの応援よろしくお願いします」
主戦の福永祐一騎手が落馬負傷したため、急遽”代打”を務めた藤岡康太騎手だったが、見事に結果を残し、嬉しさよりもホッとした表情が印象的だった。普段からワグネリアンの調教をつけている経験が活きた形だ。
なお、気になる「次走」は菊花賞(G1)ではなく、10月28日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)とのこと。
藤岡康騎手も「折り合い面で気をつけていこうとは思っていたんですけど、それでも道中行きたがるところもありました」と話している通り、以前から気性面に課題のある馬。3000mの長丁場よりも、古馬が相手でも2000mの天皇賞の方がチャンスありということなのだろう。注目されていた鞍上も、主戦の福永騎手に戻すという。
「以前から有力視されていた天皇賞・秋出走は想定内でしたが、陣営が福永騎手に戻したのは意外でしたね。というのも、福永騎手は天皇賞・秋に国際G1馬のヴィブロスの先約があったんですよ。
もちろんワグネリアンは、父・洋一さんも含める『福永家の悲願』とまで言わしめた日本ダービー(G1)を初めて獲らせてもらった馬。福永騎手にとって特別な存在でしょうし、落馬負傷の影響さえなければ『優先的に乗りたい』と考えるのは当然です。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛