真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.02 15:33
JRA「隠れ良血馬」カツジで毎日王冠大儲け? ステルヴィオ、ケイアイノーテックの影でも忘れるな
編集部
夏からこの秋にかけて、古馬との対戦が始まった3歳馬の活躍も目立つ。ブラストワンピースは新潟記念(G3)を楽勝、ラブカンプーはスプリンターズS(G1)であわやの2着。プリモシーン、オメガパフュームといった馬も重賞を勝っている。このレースで3歳馬として注目が集まるのはケイアイノーテックとステルヴィオだろう。ならばカツジはおいしい穴馬となりそうだ。
カツジの父はディープインパクト、母はメリッサ(母の父ホワイトマズル)。ホワイトマズルの父は凱旋門賞(G1)を勝ったダンシングブレーヴ。血統だけ見れば中距離でも問題はない。ただし、ダンシングブレーヴ産駒は気性が勝った馬も多く、桜花賞のキョウエイマーチ、高松宮記念のキングヘイローなど短い距離で走るケースも少なくない。ホワイトマズル産駒のメリッサも北九州記念(G3、芝1200メートル)の優勝馬。
カツジの全兄が今年、秋の中山開幕週の京成杯オータムH(G3、1600メートル)を重賞初挑戦で初勝利したミッキーグローリー(牡5歳)。出世が遅れたのは脚部不安で順調にレースを使えなかったからだ。同馬は1800メートルを勝っているので、カツジも初距離となる1800メートルに不安はないだろう。
カツジという馬名は、金山圭充オーナーの亡くなった知人の名前に由来しているとのこと。池添兼雄調教師も知っていた人物であり、松山騎手とも面識があったそうだ。だからこそ「カツジの鞍上は松山騎手でいく」と、池添調教師はカツジのデビュー前から語っていた。
松山騎手はカツジのすべてのレースに騎乗している。ここはNHKマイルCの経験を生かして、どんなレースをするのか楽しみだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!