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JRA毎日王冠(G2)ステルヴィオ「不安」は距離より、むしろ「○○」!? 距離の壁に挑んだ「春のクラシック惨敗」の影響とは

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 距離不安が囁かれるステルヴィオだが、先述した通り1800mは守備範囲。初めて実戦で古馬に胸を借りることになるが、簡単には負けられない戦いになりそうだ。

 しかし、その上で今のステルヴィオには距離以上に不安視されている”課題”があるという。

「スタートですね。この春もスプリングSまで連対率100%をキープしていましたが、ダノンプレミアムに敗れた2戦は、いずれも後方からの極端な競馬でした。逆に勝ったレースはいずれも中団より前目で競馬しており、こちらが理想とするステルヴィオの競馬ではないでしょうか。

敗れた皐月賞も、日本ダービーも極端な後方からの競馬。上がり上位の末脚は使えていますが、位置取りが後ろ過ぎて届かないといった内容でした。この2戦に関しては距離に不安が残っていた分、ルメールもあえて後方から慎重に運んだ感もありますが、これが今回の毎日王冠で悪い影響を残していなければいいんですが……」(同)

 というのも、毎日王冠は2カ月にも及ぶ秋の東京開催の開幕週を飾るレース。過去5年を振り返っても、良馬場なら中団より前目に位置できなければ、勝ち負けが難しいような状況が続いている。いくら長い東京の直線とはいえ、あまりに後方だと3着争いが精一杯のようだ。

「出走馬が最大でも13頭に留まることは、スムーズな競馬がしたいステルヴィオに追い風。ですが開幕週ですし、あまり悠長に構えていると前の馬を捉え切れない可能性も高いと思いますね。

休養前とはいえ、ここ2戦でゆっくりスタートを切っているステルヴィオだけに、そのレースを覚えてしまっていれば苦戦は必至でしょう。馬場が渋れば差しが届くようになるので、叶うなら一雨ほしいところです」(同)

「秋初戦だし、少しでも形になれば合格点」と陣営は先を見据えた仕上げを施している。だが、同世代のG1馬や現役最強と名高いスワーヴリチャードなどが集う天皇賞・秋へ挑むには、ここでしっかりと結果を残して”箔”をつけておきたいところだ。

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