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武豊騎手「悪夢」の凱旋門賞デー!? 「可能性なき遠征」クリンチャー始め日本馬3頭大敗で、売上10億円ダウン……ファンが示した「無関心」

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 そう敗戦を振り返った宮本調教師だったが「なかなかこんなレースに来られないのに、馬に連れてきてもらって感謝しています。エネイブルをマークしているなと思いましたが、ついていけなかったのが現状ですね。あとは日本に無事に帰したいです」と最後は前を向いた。

 武豊騎手も「6勝しているジョッキー(今回勝ったL.デットーリ騎手)もいますからね。いつかは勝ちたい。大きな目標です」と再び気持ちを新た。自身にとって7度目の挑戦となった世界の頂上決戦は、またも高き壁として立ち塞がった。

「前哨戦のフォワ賞(G2)で最下位に敗れていただけに、武豊騎手ら陣営も『凱旋門賞で雨が降ってほしいと願うのは初めて』と必死に”雨ごい”をしていたんですが……当日は、あいにくの良馬場となってしまいました。

調整や競馬の内容は前走よりもよかったと思いますが、やはりここでは相手が違い過ぎました。今後は日本に帰国して、年末の有馬記念(G1)を目指すようです」(競馬記者)

 凱旋門賞制覇の夢が破れて落胆したのも束の間、今度は日本のラルク(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が出走したオペラ賞(G1、芝2000m)に騎乗した武豊騎手。

 レースは、これまで前に行く競馬で結果を残していたラルクだったが、先行馬が殺到し中団から競馬を余儀なくされた。内に潜り込むこともできないまま、終始外々を回らされて最後の直線へ。外から追い出しに入ったラルクだったが、すでに手応えがなく……最後は13着に大敗している。

 続くフォレ賞(G1、芝1400m)でも日本のジェニアル(牡4歳、栗東・松永幹夫厩舎)に騎乗した武豊騎手だったが、外枠の影響でポジションが取れずに最後方から。最後の直線では、ほぼ絶望的な位置取りから脚を伸ばそうとしたが結局、14着に大敗した。

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