GJ > 競馬ニュース > 【秋華賞(G1)展望】  > 2ページ目
NEW

【秋華賞(G1)展望】JRA牝馬3冠へアーモンドアイの状態は!? 武豊カンタービレ、ラッキーライラックが逆転狙う


 ラッキーライラックは秋華賞トライアルのローズS(G2、1800メートル)を使えず、秋華賞の出走も心配された。しかし、1週前追い切りでは元気な姿を見せている。7F97.3-1F11.9という速いタイム。気持ちよさそうに走っていた。体調は問題なさそうだ。オークスはライバルのリリーノーブル(牝3歳)に先着を許す悔しい3着だが、力が上位なのは疑いようがない。あとは8日に落馬負傷して騎乗が絶望的となった石橋脩騎手の代役を誰が務めるのかが懸念材料である。

【秋華賞(G1)展望】JRA牝馬3冠へアーモンドアイの状態は!? 武豊カンタービレ、ラッキーライラックが逆転狙うの画像3

 春の実績馬の出走はなかったもののローズSの1、2着馬にも注目しておく。勝ったのはカンタービレ(牝3歳、栗東・中竹和也厩舎)。番手から早めに先頭に立って押し切った。勝ちタイム1.45.7は特別速いわけではないが合格点。今回の鞍上は武豊騎手。4000勝を達成し、凱旋門賞デーも終わった。新たな気持でカンタービレの先行力を活かしてもらいたい。2着だったサラキア(牝3歳、栗東・池添学厩舎)は、モレイラ騎手が騎乗停止により乗れなくなったが、堅実な差し脚と母が独オークス馬という血統が魅力。

 プリモシーン(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)も期待したい1頭。古馬相手の関屋記念(G3、1600メートル)で差し切り勝ち。1.31.6という新潟レコードと0.1秒差のタイムを叩き出した。ただし、これまでの6走すべてがマイル戦。2000メートルは未知の領域だ。しかし、母モシーンは豪州でG1を4勝、2000メートルと2500メートルのG1も勝っている。プリモシーンが2000メートルで好走しても不思議ではない。

 最大の惑星と言えるのがミッキーチャーム(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)。この夏、4戦目で未勝利を勝ち上がると500万下、1000万下特別を連勝。3連勝での2着馬との着差は8馬身、3馬身1/2、3馬身1/2。逃げまたは番手からのレースで圧倒的スピードを見せつけた。ここでは何頭か同型馬がいるので展開によっては苦しい。しかし、中内田厩舎+川田騎手のタッグ、仕上げと騎乗振りに注目だ。

【秋華賞(G1)展望】JRA牝馬3冠へアーモンドアイの状態は!? 武豊カンタービレ、ラッキーライラックが逆転狙うのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは