真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.16 14:24
JRA「ウオッカ最高傑作?」タニノミッション登場! 「一味違う父馬」で過去最高の期待値か
編集部
今回のタニノミッションの前評判は上々です。ウオッカをはじめ多くの同馬の産駒を管理している角居勝彦調教師は、かつて『ウオッカの子はなぜだか馬体が大きくなる傾向にある』とコラムで綴っていました。しかし、タニノミッションは馬体重も470~80kgと兄や姉たちほどは大きくないようです。やはりこれまでの産駒とは一味違う気がします。鞍上に好成績を残しているモレイラ騎手を手配するなど、陣営も大きな期待をかけているのがうかがえますね」(競馬記者)
タニノミッションは中竹厩舎に預けられている。辻野助手は父が変わったため、「兄姉たちとはタイプが違う」と語り、さらに勝ち気なところがあり「短い距離でスピードを生かす競馬が合っていそう」と期待を込める。
かつて競馬界では「名牝から名馬は産まれない」という格言があった。しかし、今や「レジェンド」といえるエアグルーヴやビワハイジはもとより、日米オークス馬シーザリオは菊花賞やジャパンカップを制したエピファネイア、朝日杯FSを制し2歳王者になったリオンディーズを産み、エリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴからは皐月賞、日本ダービーを制したドゥラメンテが誕生するなど、この格言に当てはまらず、繁殖牝馬としても「強い仔」を出した馬も多い。
ウオッカの陣営もそろそろ本馬のベストパートナーを見つけ出し、ウオッカが残した成績に匹敵、それどころか上回る孝行娘や息子を誕生させたいという思いを持っているだろう。タニノミッションはその孝行娘として名を馳せることができるのだろうか? 新馬戦の走りを期待したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!