真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.15 13:19

JRA「ルヴァンスレーヴ2世」降臨!? 1.8秒差でシンボリクリスエスの大物がダートデビュー完勝
編集部
ダート界にまた新たな新鋭が誕生した。
14日の京都競馬場第3R新馬戦(ダート1800m)では、ラズライトノヴァが1番人気に支持されていた。だがフタを開けてみると同馬は6着に終わり、レースでは藤岡佑介騎手が騎乗するヴァイトブリック(牡2、美浦・和田正一郎厩舎)が大差勝ちを収めている。
ヴァイトブリックはキャロットクラブ所属(馬主はキャロットファーム)。父シンボリクリスエス、母はヴァイスハイト、母父は99年のダービー馬アドマイヤベガという血統を持つ。
レースでは少し遅れたスタートから、後方2番手で待機したヴァイトブリック。3コーナーから徐々に進出し、4コーナーの出口で先行3頭に並びかけた。そしてそのまま先頭に立つと、残り200mから更に加速し、後続を突き放して2着に1秒8差をつけて勝利を収めている。
レース後に藤岡佑騎手はスタートこそ良くなかったものの「4コーナーの手応えがよく、直線は突き放してくれましたね」とべた褒めしていた。
「ダート界にまた1頭新星が誕生しましたね。父馬が同じということもあり、南部杯(G1)を制したルヴァンスレーヴと比較する声も聞こえます。今後が非常に楽しみな1頭だと思います。
今年はこのヴァイトブリックや、先月のデビュー戦で2着に7馬身差をつけた良血馬クリソベリル、またルヴァンスレーヴやエピカリスなどを輩出したダート馬の登竜門的存在であるプラタナス賞を快勝したガルヴィハーラなど、キャロットクラブ所属のダート馬の台頭が目立ちますね。これらの馬には注目しておいて損はないはずです」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 「オグリキャップ負けた」が話題となった宝塚記念…悲運の鞍上は武豊と同世代、勝ち馬の騎手は後に競馬界から追放のショック【競馬クロニクル 第60回】