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JRA菊花賞(G1)ルメール×フィエールマン「凶暴な鬼脚」が混戦を一刀両断か……「モノが違う」そのポテンシャル

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 フィエールマンの中間の状況はというと、1週前には美浦Wで古馬1000万下のムスコローソを先行させて馬ナリで先着。今週も美浦Wで古馬500万下のローズクランスを0.6秒追走し、5F「68.0 – 53.0 – 38.6 – 12.6」0.8秒先着と、調子の良さがうかがえる。

 2戦目の山藤賞後、鞍上の石橋騎手は「末脚を活かすような競馬をとりました。ステッキを入れたらギアが上がり、凄い脚を使いました。今回、出遅れましたがいい経験になったと思います。一走ごとにいろいろと競馬を教えていきたいです。”重賞で活躍できる素材”です」と語っていることからも、本格化はまだ先かもしれない。

 しかしながら、各馬の成長は様々。追い込み一辺倒のフィエールマンだが、ラジオNIKKEI賞で見せた上がり3F34.4はまさに驚異的なものであった。レースの展開、位置どり次第ではその「凶暴な鬼脚」が春の実績馬を襲うかもしれない。

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