真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.13 07:10
「武豊と凱旋門賞へ」ユタカ騎乗率約8割のこだわり馬主が挑む夢舞台! 「超大物」グランダルシュが凱旋門賞1番人気敗退という両親の無念を晴らす!
編集部
このような運命的な話に、武豊騎手が心を動かされないはずがなかった。セールで購入したばかりの仔馬のオファーという1年越しの先約となる”無茶ぶり”を「ジョッキーとして本当にありがたい話。騎乗できる日が来るのを楽しみにしています」と快諾。
そして、今年グランダルシュが2歳を迎え、いよいよ”夢”が現実味を帯び始めようとしているのだ。
グランダルシュが入厩を予定しているのは、関西の松永幹夫厩舎。つまりこの春、武豊騎手と共にラニでアメリカ三冠を戦ったコンビである。ラニはすでに来年のドバイ遠征を始め、米ブリーダーズC参戦など、世界を股に掛けて転戦するプランが組まれているが、二人が欧州に遠征するのは「グランダルシュのため」という展開になるかもしれない。
だが、実はこのグランダルシュを人一倍評価している男が、もう一人いる。
それは「とてもキレイな馬で母と似ている」と証言するC.ルメール騎手。なにせ、フランスにいた頃に母サラフィナの主戦を務めていたのだから、息仔のグランダルシュへの思い入れが強くなるのも当然だ。
しかし、「もちろんレースで乗りたいけど、ユタカタケのオーナーだからね(笑)。父は豊が乗っていたし半分半分。1レースごとでも乗せてもらえれば」と武豊を敬愛する前島氏の所有馬となったことで、冗談半分に諦めモードだ。
そういえば、前島氏は昨年のセレクトセールで、グランダルシュと同じく「この馬で凱旋門賞を」と意気込んで購入した馬がもう一頭いる。
その牝馬ながら1億3500万円という高値で取引されたヴィニーは、今年池江泰寿厩舎に入厩し調教師から早くも「厩舎の牝馬No.1」と絶賛され「3歳の秋にはフランスに行きたい」と言われているほどの逸材だ。
ということは、もしも来年の秋に2頭が揃って凱旋門賞に出走することになれば、ヴィニーを武豊騎手にお願いし、グランダルシュでルメール騎手の思いを叶えてあげるのはいかがだろうか。実はヴィニーの母コケレールの主戦もルメール騎手なので逆でもOKだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- JRA・M.デムーロ「ノーザン系クラブ」に干され、リーディング8位転落……サンデー・シルク・キャロット「月1」しか乗れず
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?















