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ルヴァンスレーヴにJRA賞「最優秀3歳牡馬」の可能性。チャンピオンズC(G1)を勝てばオグリキャップ、エルコンドルパサーらを超える快挙か

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 歴史の「扉」を開けるか――。12月2日に中京競馬場で開催されるチャンピオンズカップ(G1)に、ダート界「次代の覇者」ルヴァンスレーヴ(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)が挑戦する。

 ここまで7戦6勝2着1回と、ほぼパーフェクトな成績を残している本馬。競馬大手ポータルサイト『netkeiba.com』の事前予想でも、現在単勝2.1倍の1番人気に想定されているだけに、ここは大きなチャンスだ。

 だが、チャンピオンズカップは前身のジャパンCダートから本競走に名を改めてから、3歳馬が一度も勝っていない。

 具体的には、東京ダート2100m時代の2006年にアロンダイトが勝ったのが最後。ここ5年間でも馬券に絡んだのは2015年のノンコノユメ1頭という、3歳馬には厳しいデータが並んでいる。

 ただし、これには明確な理由がある。2008年以降、3歳牡馬の斤量が55kgから56kgに改められ、アドバンテージが1kgしかなくなったことだ。

 秋のマイル王を決めるマイルCS(G1)も2001年から同様のケースとなったが、3歳馬は2000年のアグネスデジタルを最後に16連敗。しかし、昨年ペルシアンナイトが17年ぶりに3歳馬の優勝を飾ると、今年もステルヴィオが勝利した。

 したがって、ルヴァンスレーヴにも”ジンクス”を打破する可能性があるというのは軽率かもしれないが、何よりも大きいのは本馬がすでに南部杯(G1)でゴールドドリームら古馬を撃破していることだ。ちなみに南部杯を3歳馬が勝ったのも史上初の快挙だった。

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