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JRAチャンピオンズC(G1)戸崎圭太も「気楽」?「東京大王」サンライズノヴァの一撃はあるのか


 大きな不安が1800メートル。1800メートル実績は【1・2・1・1】。数字だけであれば問題はなさそうだ。ところが、勝ったのは500万下の条件戦のみ、2度の2着があるが伏竜S(オープン)と師走S(オープン)でいずれも0.7秒差と大きく離されている。2000メートルのジャパンダートダービーは6着だった。このチャンピオンズCで凡走する危険性は拭えない。

 だが希望はある。1800メートル以上のレースはすべて得意とは言えない右回りだった。つまり、左回りでの1800メートルのレースは初めてとなる。馬の充実期を迎える4歳となって、東京コースを走り続けて末脚に磨きをかけてきた。成長した今なら左回りの1800メートルを克服できる可能性はある。

 鞍上は好相性の戸崎圭太騎手。今年はエポカドーロ(牡3歳)で皐月賞(G1)を勝った。ダービーでは思い切って逃げて好勝負に持ち込んだ。ここは思い切って追い込みに徹するだけ。気楽に乗れるだろう。

 サンライズノヴァはチャレンジャーだ。相手関係や展開を気にする必要はない。ジャパンC(G1)では8番人気のミッキースワロー(牡4歳)が最後方から追い込んで5着に好走した。そんなレースを期待する。もちろん、着順はもっと上を狙いたい。

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