JRA和田竜二「神逃げ」武豊、福永祐一を翻弄……「マジックペース」にファン絶賛の嵐
残り1000mとなったところで、人気のアドマイヤエイカン、カフェブリッツが並んで前を捉えにかかる。2頭はグローブシアターを交わして一気に2番手に。それを見るようにユーキャンスマイルらも徐々に進出し、馬群が一気に詰まる。
アドマイヤエイカン、カフェブリッツが先頭ヴォージュと並ぼうかという勢いで3,4コーナーのカーブを回る。ユーキャンスマイルとグローブシアターも前の3頭を見るような形で4コーナーへ。飛ばしていたヴォージュはそろそろバテると思われたが……。
4コーナーを曲がり切るあたりで、ヴォージュは馬なりのままアドマイヤエイカン、カフェブリッツをまた突き放し直線に向く。脚が残っていなかったかアドマイヤエイカンは即脱落。カフェブリッツも粘るが、ヴォージュとの差は開くばかりだ。逆にここまで我慢を続けてきたグローブシアターがインコースから再度伸びてくる。それでも、ヴォージュとの差はなかなか詰まらない。大外からはユーキャンスマイルが一気に脚を伸ばしてくる。
残り100mで、さすがにヴォージュも脚色一杯、この2頭に一気に詰め寄られる。最後は粘るヴォージュと追う2頭がなだれ込むようにしてゴールイン。写真判定の結果、ヴォージュ大接戦を制し、ユーキャンスマイルがハナ差及ばず2着、3着がグローブシアターとなった。
「ヴォージュ鞍上和田竜二騎手の見事な『神逃げ』が絶賛されていますね。ファンの間でも『和田さんが魅せた』『長距離逃げはハラハラする』『完全に翻弄した』と感嘆の声で溢れています。
前半が飛ばし気味だったので楽に逃がしてしまった部分もあるでしょうが、14000~2000mのハロンタイムが『13.9 – 13.4 – 14.1 – 14.2』と、中盤で一気にペースを落とすことに成功しています。アドマイヤエイカンとカフェブリッツが追いかけてきたのはその後で、この時点でヴォージュは相当に脚が溜まっていたということ。グローブシアターの道中での動きを見るに、浜中騎手もヴォージュに突っかかっていくべきか悩ましい状況だったことがうかがえます。再度伸びて3着確保は立派でしたが……。
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