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JRA「謎の超速」シークレットランの「正体」? 京成杯(G3)で内田博幸とともに3連勝か

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 2014年、日本のイーストスタッドに導入。現3歳世代が初年度産駒。昨年はNAR新種牡馬チャンピオンに輝き、シークレットランの登場でさらに脚光を浴びることになった。他牧場の種牡馬にも目を配り、活躍馬を出すノーザンファームの炯眼はさすがだ。

 1週前追い切り後、田村調教師は「(未勝利勝ちが稍重だったため)切れ味よりパワー型と思っていたけど(葉牡丹賞の)時計を見て驚いた。凄く自信になった」と語った。ただし、新馬戦では2番手の競馬だったが4角で置かれて6,7番手まで下がり、未勝利戦では3~4角の中間あたりから追われ通しだった。やはり、エンジンがかかるのは遅いが、かかればぐいぐいと伸びる持久力型だろう。パワー型ではあっても、葉牡丹賞は結果としてレコードタイムになった。

 内田騎手は葉牡丹賞後「持ったままで4コーナーを回りたかったけど強いね」とコメント。半ば冗談だろう。追いに追って持ち味を発揮する内田騎手、追いに追われて伸びるシークレットラン。まさにぴったりのコンビだ。

 ライバルはランフォザローゼス以外に、桜花賞馬マルセリーナの息子ラストドラフト、アメリカでG1レースを4連勝したプリンセスオブシルマーを母に持つダノンラスターもいる。好メンバーの揃った京成杯。シークレットランの走りが楽しみだ。

 レース後はノーザンファーム天栄に帰る馬。昨年、1月のシンザン記念を勝ったアーモンドアイがぶっつけで桜花賞に臨んだように、勝てば皐月賞直行になるのだろうか。

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