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JRA東京新聞杯(G3)仕切り直しのロジクライ! 横山典弘騎手の「責務」

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 持ち味は強力な先行力。1000メートル通過57秒台くらいのマイル戦で、後続に脚を使わせつつ先に抜け出すレースが理想だ。マイルCSのようにスローになってしまうと切れる脚はないので惨敗もある。

 これはまた気性の問題でもある。須貝調教師はマイルCSの敗因を「前走は全然走っていません。ちょっと気分屋のようなところがある馬。ハミを噛んだりして、そこで嫌気が差したのかもしれません」と分析。天性のスピードがあるため、スローな流れではリラックスして走れないのだ。

 今回、鞍上はテン乗りの横山典弘騎手。オルフェーブル同様、荒ぶる気性のステイゴールド産駒ゴールドシップを宝塚記念(G1、芝2200メートル)と天皇賞・春(G1、芝3200メートル)で優勝させた実績を持つ。最近では気位の高いお嬢様アエロリットを一流の先行馬に育てた。

 ゴールドシップを管理していたのも須貝厩舎。須貝調教師が「横山騎手がずっと見ていて、乗りたかったようです」と言うように、待ってました! の騎乗だ。1週前追い切りでは横山騎手が跨がった。須貝調教師は「動きがメチャメチャ良かった。ノリちゃんも『言うことがない』って。東京のマイルは合っている」と意気込む。

 ロジクライにはG1の壁を突破する目標がある。横山騎手はロジクライにとって理想の流れを作る責務がある。新コンビのレース振りに注目しよう。

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