真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.30 16:36
JRA東京新聞杯(G3)仕切り直しのロジクライ! 横山典弘騎手の「責務」
編集部
持ち味は強力な先行力。1000メートル通過57秒台くらいのマイル戦で、後続に脚を使わせつつ先に抜け出すレースが理想だ。マイルCSのようにスローになってしまうと切れる脚はないので惨敗もある。
これはまた気性の問題でもある。須貝調教師はマイルCSの敗因を「前走は全然走っていません。ちょっと気分屋のようなところがある馬。ハミを噛んだりして、そこで嫌気が差したのかもしれません」と分析。天性のスピードがあるため、スローな流れではリラックスして走れないのだ。
今回、鞍上はテン乗りの横山典弘騎手。オルフェーブル同様、荒ぶる気性のステイゴールド産駒ゴールドシップを宝塚記念(G1、芝2200メートル)と天皇賞・春(G1、芝3200メートル)で優勝させた実績を持つ。最近では気位の高いお嬢様アエロリットを一流の先行馬に育てた。
ゴールドシップを管理していたのも須貝厩舎。須貝調教師が「横山騎手がずっと見ていて、乗りたかったようです」と言うように、待ってました! の騎乗だ。1週前追い切りでは横山騎手が跨がった。須貝調教師は「動きがメチャメチャ良かった。ノリちゃんも『言うことがない』って。東京のマイルは合っている」と意気込む。
ロジクライにはG1の壁を突破する目標がある。横山騎手はロジクライにとって理想の流れを作る責務がある。新コンビのレース振りに注目しよう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 1番人気が「痛恨不利」で馬券圏外…勝利騎手には過怠金処分も「ハナ差の4着」に後味の悪さ