真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.10 15:55
【フェブラリーS(G1)展望】武豊インティVS藤田菜七子コパノキッキング! ダート界の覇権を懸けた歴史的決戦開幕!
編集部
2月17日、今年最初のG1、フェブラリーS(G1、ダート1600メートル)が開催される。いよいよ藤田菜七子騎手がG1レースに初騎乗、しかも有力馬とのコンビだ。レースを展望しよう。
菜七子騎手が騎乗するのは4連勝中のコパノキッキング(セ4歳、栗東・村山明厩舎)。馬主はDr.コパこと小林祥晃氏。コパ氏はすでに昨年秋、菜七子騎手にコパノキッキングで重賞を取らせたいと表明。コパノキッキングが前走の根岸S(G3、ダート1400メートル)で重賞2連勝を飾るや、フェブラリーSは菜七子騎手で臨むことを決定。競馬ファンはその心意気に共感した。
コパノキッキングはスピードにまかせての逃げ、出遅れての追い込みと極端な競馬が多かった。しかし、根岸Sでは中団から差し切るお手本のような競馬を披露。ただし、最大の課題は距離。2度の負けがあった1400メートル戦を根岸Sで克服したとはいえ、本番はさらに200メートル伸びる初距離。しかも、根岸S後にO.マーフィー騎手は「1200ぐらいが一番ベストな距離なのかもしれない」とコメントしている。
距離の不安があるのは事実でも、競馬はやってみなければわからないのも真実。父Spring At Lastはゴドルフィンマイル(G2、ダート1600メートル)とドンH(G1、ダート1800メートル)を優勝、母系にはサンデーサイレンスの血も入っている。血統的に心配する必要はないだろう。根岸Sではレース振りに成長を見せた。気性面が安定してきた今ならマイル戦の克服は可能とみる。
しかし、菜七子騎手とコパノキッキングには日本競馬界の名手が騎乗する強力な有力馬が立ちはだかる。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛