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【京都牝馬S(G3)展望】春の女王の座をめぐる熾烈な争い!?大舞台へ向けての大事な試金石を制するのは?

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 2度目の重賞挑戦となる上り馬アルーシャ(牝4、美浦・藤沢厩舎)は、4歳世代で今後が楽しみな1頭だ。ここまで7戦と大事に使われつつも4着以下になったことが無い安定感が魅力。レース中にはかかることもあり乗り難しい面もあるが、前走のユートピアS(1600万下)では悪癖を見せることなくしっかりと折り合うと、直線での叩き合いを見事に制して3連勝を飾った。今回が初めての関西遠征となるが、輸送面さえこなすことができれば1400m戦は2戦2勝。好相性の舞台だけに期待は高まる。4連勝で一気の重賞制覇を達成することができるか注目したい。

 このほか、昨年の関屋記念(G3)以来の出走となるエイシンティンクル(牝6、栗東・坂口厩舎)は初めての重賞制覇を、前走のターコイズS(G3)で2着に入っているリバティハイツ(牝4、栗東・高野厩舎)は得意の距離で重賞2勝目を狙う。

 古馬牝馬にとっての春の大舞台であるヴィクトリアマイル(G1)へ向けた戦いの始まり。各世代から有力馬が多数出走してくるため、前哨戦として非常に重要なレースとなりそうだ。注目の戦いは16日(土)京都競馬場で開催予定だ。

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